ソロ活動での飛躍が期待されるSOLIDEMOのメンバーたち

男性5人組のボーカルグループ・SOLIDEMOが、9月30日をもってグループ活動を終了することが6月30日、グループの公式サイトで所属するエイベックス・マネジメントが発表した。

SOLIDEMOは13年に、男性8人で結成し、14年4月16日にファーストシングル「THE ONE」でメジャーデビュー。歌声のみならず、全員が高身長というビジュアルでも注目を集めた。これまで、シングル15枚、アルバム3枚を発売していた。

グループ活動終了の理由について、《2020年に発生した新型コロナウイルス蔓延防止にのっとり、なかなか思うような活動が出来ず、メンバーの卒業、新体制での活動など、試行錯誤をしておりました》と明かした。

活動終了の決断までにメンバー間で何度も話し合いを重ねたというが、同社としても《グループの活動を終了し、新たな夢に向かう、彼らの背中を押すことと致しました》と決断したという。

木全寛幸のみは所属事務所との契約を終了。シュネル、向山毅、中山優貴、手島章斗は同事務所に所属して、それぞれの活動を継続。

活動終了までには、7月20日にグループ最後の楽曲「永遠のメロディー」をリリース。同31日からは、ファンへ感謝の意を込めたツアーを全国7カ所で開催することも決定。

最後の活動は9月28日、東京・目黒区のThe Garden Hall(恵比寿ガーデンプレイス内)で公演を開催し、卒業した元メンバー、佐々木佑紀(和也)、佐脇慧一、山口智也も迎えてファイナルステージを飾るという。

「事務所に残る4人のメンバーたちは、ソロとしては歌手活動がメインになると思われるが、ビジュアルや運動神経を生かして、俳優、モデルなど、これまで出来なかったフィールドに活動の幅を広げることができる。突然、ブレークする元メンバーも現れそうだ」(芸能記者)

残り3カ月はグループのファンのためにも、全力で駆け抜けてほしいものだ。

*写真は2019年8月

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