auやUQmobile通信障害の最新状況、音声通話・データ通信ともほぼ回復 KDDI7月5日7時

iPhoneの画面

 KDDIによると7月5日午前7時現在、大規模な通信障害の復旧状況について、音声通話・データ通信とも全国的にほぼ回復したとしている。現在、ネットワーク試験の検証を行っているという。また同社は「音声通話およびデータ通信が利用しづらい場合は、電話機の電源OFF・ONの操作をお試しください」としている。

 4日夜のオンライン記者会見で同社は、完全復旧したかどうかは、顧客のサービス利用状況などを確認した上で5日夕をめどに判断するとしている。

 障害は、音声通話のサービスを提供するための設備の故障がきっかけとなった。システムの負荷を減らそうと通信量を制限する対策を講じたため、通話とデータ通信がともに利用しづらくなった。

 同社は「お客さまには多大なご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます」としている。

 対象サービスは、au携帯電話、UQ mobile携帯電話、povo、au回線利用事業者の通信、ホームプラス電話、ホーム電話、auフェムトセル、SMS送受信。

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  KDDIの高橋社長は3日午前11時からの記者会見で、通信障害に関し「多大なご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げる」と陳謝。通信障害の影響は携帯電話の利用者など最大3915万回線に上ると明らかにした。

 

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