カージナルス・アレナドが決勝弾 史上11度目の四者連続アーチも

【カージナルス7-6フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

カージナルスは初回にメジャー史上11度目となる四者連続本塁打で5点を先制。その後、6対6の同点に追いつかれたが、9回表にノーラン・アレナドが17号勝ち越しソロを放ち、フィリーズを7対6で破った。カージナルス6番手のライアン・ヘルスリーは2回5奪三振無失点の好リリーフで4勝目(1敗)をマーク。フィリーズ6番手のセランソニー・ドミンゲスは決勝弾を浴び、2敗目(4勝)を喫した。

カージナルスは1回表二死1塁からアレナドの16号2ラン、ノーラン・ゴーマンの7号ソロ、フアン・イェペスの10号ソロ、ディラン・カールソンの5号ソロと四者連続アーチが飛び出し、一挙5点を先制。四者連発は球団史上初であり、メジャー全体でも2020年8月16日(現地時間)のホワイトソックス以来2年ぶり11度目のことだった(このとき打たれたのはカージナルスのロエル・ラミレス)。なお、初回の四者連発はメジャー全体でも史上初の出来事となった。

先発のマシュー・リベラトーアの乱調で5点差を追いつかれたカージナルスは、5回表にラーズ・ニュートバーが押し出しの四球を選んで勝ち越し。6回裏にニック・カステヤノスのタイムリーで再び同点とされたが、9回表にアレナドがこの試合2本目のアーチとなる17号ソロを放ち、チームを勝利に導いた。アレナドはサイクルヒットを達成した前日に続く活躍。7月に入ってから2試合で8打数6安打、3本塁打、6打点、OPS3.028と大暴れしている。

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