下野市長選 坂村候補第一声 「選ばれるまちを目指す」

坂村哲也氏

 安定した下野市をつくった広瀬寿雄(ひろせとしお)市長の意思を受け継ぎながら、私の思いも実現させたい。

 人口が増加している市の魅力を生かし、多くの人に選んでもらえるようなまちにしたい。まちづくりや教育、福祉、産業、行財政と五つの大きなテーマを公約に掲げた。少子高齢化の中、市の人口が増えているのは、住みよいまちだからだ。

 市の可能性を生かす政策として、市内3駅を中心とした都市開発の推進、有効な土地利用、産業団地への企業誘致を行う。また子育て世代を代表し、財源をしっかり確保した上で、子育ての負担を減らすよう取り組みたい。

 市の農産物と特産物を全国にアピールする。ふるさと納税を充実させ、新たな財源を確保することにも力を入れる。全ての子どもたちに平等な教育を受けさせるため、4月に開校した南河内小中学校のように、市内全域の小中一貫教育を推進する。

 市を愛する気持ちは誰にも負けない。市民の皆さんの夢と思いを私に託してほしい。そうすれば、一緒により良い町づくりができるはず。市民が「住んでよかった」と思えるまちにしたい。

◇お断り

候補者の田仲進氏は出陣式、街頭演説を行いませんでした。

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