「おばさんとしゃべるくらい面白くない」広島大の准教授 学生へのパワハラで減給処分

広島大学は、学生に不適切な言動を繰り返していたとして、大学院の50代の准教授を減給処分にしたと発表しました。

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大学によりますと、人間社会科学研究科の50代の男性准教授は、去年1月、学生の学力について指摘する中で、「君と話をすると、道端でおばさんとしゃべってるくらい面白くない」などと発言しました。

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さらに、去年5月には「日本人なのに日本語が通じないし、話すこともできていない」などと発言し、学生に精神的な苦痛を与えたということです。

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准教授は、事実関係を認めたうえで、学生に謝罪の意向を示しているということです。

広島大学は、「教員としてあるまじき行為を行ったことは誠に遺憾。今後、このようなことが起こらないよう、ハラスメント研修実施を徹底するなど、教職員に対するより一層の意識啓発を図り、再発防止に努める所存です」とコメントしています。

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