今、東京・下北沢で注目を集めるジャパニーズ・オルタナティブ・ロックバンド、Khaki（カーキ）のファーストアルバム『Janome』が、ボーナストラック3曲を追加収録した全国流通盤で7月27日（水）にリリースが決定。そして昨日、収録曲の中から「Kajiura」のミュージックビデオが公開された。 Khakiは2021年より本格始動した東京・下北沢を拠点に活動する4人組、ジャパニーズ・オルタナティブ・ロックバンドで、スピッツやくるりなど日本のロックバンドに見られる普遍性を目指したメロディアスなポップさに、各自のルーツを持ち込んだインディロックの屈折が共存するサウンドを作り出す今大注目のバンド。 ファーストアルバム『Janome』収録曲の作詞・作曲は、ギター・ボーカルの中塩と平川がそれぞれ担当し、レコーディング・ミックス・マスタリングはベースの黒羽が手掛ける、そしてジャケ写デザインはドラムの橋本が手掛けており、楽曲のリリースに向けた企画から制作までをメンバー自身が手掛けるという、DIYスタイルでの作品となっている。
全国流通仕様盤には、約4分半の展開でバンドとしての魅力を存分に詰め込んだ印象的なギターリフが聴けるKhakiの代表曲といえる「Hazuki」と、スローテンポに心地よく揺られる「眠りの午後」のデモ音源2曲と、メンバー平川がボーカル・作詞・作曲を担当した「Kajiura」を黒羽が編曲を手掛け、DTMアレンジを施し遊び心溢れるサウンドとなった「kajikaji」の計3曲をボーナストラックに加えたKhakiの音作りに触れられる仕様となっている。
▼「Kajiura」ミュージックビデオ：https://youtu.be/rHS6JfTW8QE
昨日公開された、新作ミュージックビデオ「Kajiura」はすでにファンの間で人気の楽曲で、作詞・作曲・ボーカルを平川が務める。 カントリーロック調のカラッとしたサウンドにのせられたボーカルの紡ぐ断片的な歌詞が、中盤にくる変拍子を交えたインストパートと拮抗し、徐々に疾走感を増していく見事な展開によってノスタルジアの興隆を引き起こす。 映像のY2K的なザラっとした質感と、シンプルな構図、そして細かいカット割りには彼らの音楽性の在りようが見えてくるかのようだ。撮影・照明のサポートには、CD ショップで彼らの自主制作盤を偶然見つけて連絡をくれたという写真家の横家暉晋、アシスタントに榛葉暖、そして企画・編集・監督をメンバーの橋本が手掛けている。 Khakiのファーストアルバム『Janome』現在、全国のCDショップ・各オンラインショップで予約受付中。
