映画界の大物から絶賛された自力で成り上がった父親が大物のモデル・UTA

3日に都内で行われたハリウッドスター、トム・クルーズ主演の映画「トップガン マーヴェリック」の「トム・クルーズバースデーイベント」に世界的モデルのUTAがゲストとして登場した。

UTAは、俳優・本木雅弘とエッセイストで女優の内田也哉子夫妻の長男で、祖父母は亡くなった内田裕也さんと樹木希林さん夫妻。家族について、「役者の経験はまだないので、同じ舞台に立っている意識はないけど、表現しているという意味では同じ世界にいる。『自分の納得する道を選んでほしい』と、よく言われている」と語った。

同席した字幕翻訳家の戸田奈津子さんは190センチのUTAについて、「すごいポテンシャルがある。この背丈でしょ、このお顔でしょ、それで英語が出来る。ハリウッドに行きたいってみんな言うけど、英語が難関になる。でもそれが出来るってことは、映画界の大谷翔平くんになりますよ」と太鼓判。UTAは「ありがとうございます。本当にうれしいです」と喜んだ。

父は超大物で、自が望めば日本の芸界で活躍する道もあったが、それを選ばずに渡仏して現地の事務所と契約を結び2018年にパリコレデビューを果たした。

「13才のこと、すでに身長174センチの父親と同じ背の高さに。スポーツでも超エリートコース。長身を生かして小学5年生から始めたバスケットボールを留学先のスイスでもプレーし続け、アメリカの名門スポーツ校のスカウトの目に留まって転校。大学もカリフォルニア州にあるバスケの強豪校に進学しました。17年5月、日本代表チームの東アジアバスケットボール選手権の直前強化合宿に参加したほどの実力だった。しかし、そちらの道へは進まずにモデルの世界に。高身長でありながら和顔とあって、早くから注目を浴びていたようだ」(芸能記者)

4日に放送されたテレビ朝日系「グッド!モーニング」で家族について語ったが、番組によると、情報番組の単独インタビューはこの日が初めて。今後も帰国した際には、オファーが殺到しそうだ。

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