守田英正加入のスポルティング、「2000年代のベストイレブン」を選ぶ

守田英正が加入することが決まったポルトガル1部のスポルティングCP。リスボンでベンフィカと並ぶ人気クラブとして知られている。

今回はそのスポルティングに所属していた選手の中から、「2000年代のベストイレブン」を選んでみたぞ。

GK:ルイ・パトリシオ

スポルティングの守護神といえば、やはりルイ・パトリシオであろう。ユースから昇格した2006-07シーズンにデビューを果たし、2年目にはレギュラーを獲得。2018年にウォルヴァーハンプトンへと去るまで467試合に出場した。

右SB:セドリック・ソアレス

1998年からスポルティングの下部組織で育成された右サイドバック。若くしてデビューした際は「クロスはスゴイが守備で裏をバカスカ抜かれる選手」だったが、徐々にそれを克服。2015年にサウサンプトンへ移籍してからはプレミアリーグでも活躍を見せた。ジョアン・ペレイラやアベウも捨てがたいが…。

CB:アンデルソン・ポウガ

2003年から2012年まで長くスポルティングのセンターバックとしてプレーしたブラジル代表DF。日韓ワールドカップのメンバーでもあった。9年間で341試合に出場するなど常に主力として活躍した。

CB:セバスティアン・コアテス

ベトやトネウも捨てがたいが、セバスティアン・コアテスが選ばれて然るべきだろう。リヴァプールにも所属したウルグアイ人センターバックは、2016年にローンで加入してから8年目を迎え、281試合に出場している。

左SB:ジェフェルソン

ヌーノ・ヴァレンテが所属していたのが1999年までということで、左サイドバックならジェフェルソンを選ぶことになるだろう。オーバーラップと素晴らしい左足を持っており、セットプレーのスペシャリストとしても活躍した。125試合出場で3ゴール31アシストは見事な成績だ。

DMF:ウィリアン・カルヴァーリョ

ミゲウ・ヴェローゾもかなり捨てがたいところだが、ウィリアン・カルヴァーリョを選出した。鉄壁の守りを見せながらも堅実にボールを繋げるボランチで、スポルティングでは「ステップアップは近い」とずっと言われつつも192試合に出場した。

CMF:ジョアン・モウティーニョ

もちろんもう一人のボランチはジョアン・モウティーニョだ。アドリアン・シウヴァと迷うところではあるが…。スポルティングの下部組織で育ち、その後FCポルト、モナコ、ウォルヴァーハンプトンとステップを進め、ベテランになってからも全く衰えを見せない驚異のMFである。

CMF:ブルーノ・フェルナンデス

そしてもちろんジョアン・モウティーニョと組ませる中盤はブルーノ・フェルナンデス。出場数は137試合とあまり多くはないものの、その中で63ゴール50アシストは脅威&驚異としか言いようがない。

FW:ジャルデウ

スポルティングの前線3人を選ぶのは極めて難しい。ジョアン・ピントやナニ、カリージョ、スリマニ、ジャロ、イスマイロフ…しかしジャルデウを外す人はいないだろう。2001-02シーズンに決めたゴールは42。欧州ゴールデンブーツも獲得し、チームを2冠に導いた。

FW:バス・ドスト

そして、もちろんバス・ドストもスポルティングのスーパーエースだった。2016年にヴォルフスブルクから加入してからの3シーズンで127試合に出場し、決めたゴールはなんと93。凄まじい得点力であった。

FW:リエジソン

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そして最後はもちろんリエジソン。スポルティングの歴代出場数3位の記録を持っているブラジル出身のストライカーは、帰化してポルトガル代表に入るなど国民的なスターになった。297試合161ゴールはクラブの最多記録。

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