杉咲花が宇宙とロボット大好き少年に 悠木碧はロボット役 「ぼくらのよあけ」声優キャスト

杉咲花と悠木碧が、10月に全国公開がスタートするアニメーション映画「ぼくらのよあけ」のボイスキャストとして出演することが発表された。杉咲花は宇宙とロボットが大好きな主人公の悠真を、悠木碧は人工知能搭載家庭用ロボットのナナコを担当する。

あわせてティザービジュアルと特報映像第二弾も公開された。ティザービジュアルでは、団地を背に空を見つめる少年・悠真と人工知能搭載家庭用ロボットのナナコや、団地の上に広がる夕暮れ空に波紋を広げる謎の光とともに、「団地発、宇宙行き」のキャッチコピーが添えられている。特報第二弾は、宇宙をすさまじい速度で進む”何か”の視点から始まる。悠真たちは、ナナコをハッキングしたその未知なる存在に、「私が宇宙に帰るのを手伝ってもらえないだろうか」と協力を依頼される。団地が宇宙空間に浮かぶなど見たことのない光景に興奮する姿、子どもたちの極秘ミッションが動き出す様子が映し出されている。

「ぼくらのよあけ」は、日本で最も長い歴史を誇るSF賞である星雲賞候補にもなった、今井哲也の同名SFジュブナイル漫画の映画化作。2049年の夏、阿佐ヶ谷団地に住む小学4年生の沢渡悠真は、間もなく地球に大接近するという彗星に夢中になっていた。そんな時、沢渡家の人工知能搭載型家庭用オートボット・ナナコが未知の存在にハッキングされる。「二月の黎明号」と名乗る宇宙から来たその存在は、2022年に地球へと降下した際、大気圏突入時のトラブルで故障し、悠真たちが住む団地の1棟に擬態して休眠していたという。この出来事がきっかけで、悠真たちの極秘ミッションが始まる。

杉咲花と悠木碧のコメントも公開された。公開されたコメントは以下の通り。

【コメント】

■杉咲花

Q︓今回の出演オファーを受けた際の感想を教えてください。
自分が価値を感じるものを信じ、守り、願い続ける悠真という人物を大切に演じなければと思うと緊張感がありました。

Q︓実際に演じてみた感想を教えてください。
アフレコスタジオという極めて静かな空間のなかで、気持ちの変化を感じとりながら演じることの難しさを改めて感じました。ですが、素晴らしい声優陣のみなさまと同じ時間を共にさせていただけたことで、たくさんの発見と感動をいただいた特別な時間になりました。

Q︓本作を楽しみに待って頂いている皆さまへ一言お願い致します。
こどもとおとなの狭間で地団駄を踏む悠真たちにとっての大きな冒険、⼩さな⼀歩を見届けられる物語だと思います。儚い出会いや鮮やかなひとときに触れられたとき、きっとあなたも、大切なものを抱きしめたくなるはずです。

■悠木碧

Q︓今回のオファーを受けた際の感想を教えてください。
人ならざるものと人の織り成すお話が大好きなので、オーディションを受けた時からワクワクしていました。
ナナコで合格したと連絡を受けた時は本当に嬉しかったです!とにかくお話が素敵なので、収録の日がとっても楽しみでした!

Q︓実際に演じてみた感想を教えてください。
いわゆるロボット系の子を演じる時って、その子がどのくらい高度な文明で作られているかによって、ロボ度が変わるので、さじ加減を調節していきました。
こんな未来があったらいいなぁと思ってもらえる雰囲気に仕上がったんじゃないかと思います!

Q︓本作を楽しみに待って頂いている皆さまへ一言お願い致します。
原作ファンの方も、今から知っていただく方も、きっと楽しんで頂ける作品になっています!
人じゃないもの達が描かれるからこそ、人の人らしさが、いいところも悪いところもひっくるめて、描かれているので、劇場で、体温を感じてもらえたら嬉しいです。

【作品情報】
ぼくらのよあけ
2022年10月 全国公開
配給:ギャガ/エイベックス・ピクチャーズ
(c) 今井哲也・講談社/2022「ぼくらのよあけ」製作委員会

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