
気象庁は、熊本県、福岡県で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。
長崎県の雲仙市付近でも約110ミリ(午前5時40分)、120ミリ以上(午前6時00分)の雨を観測している。
【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】
熊本県
荒尾市付近 120ミリ以上(午前7時10分)
荒尾市付近 約110ミリ(午前7時00分)
福岡県
大牟田市付近 120ミリ以上(午前7時10分)
大牟田市付近 約110ミリ(午前7時00分)
台風の接近に伴い、台風周辺の湿った空気が流れ込み、西日本の太平洋側を中心に非常に激しい雨が降っている所がある。西日本から東海にかけては、6日にかけて非常に激しい雨の降るおそれがある。土砂災害や河川の増水や氾濫、低地の浸水、落雷、突風などに警戒が必要となる。
記録的短時間大雨情報とは
1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。