ラーメン店「日高屋」などを展開するハイデイ日高(埼玉県さいたま市大宮区)は4日、2022年3~5月期単体の営業損益が1300万円の赤字で、前年同期(12億1100万円の赤字)比で赤字幅が大幅に縮小したと発表した。
売上高は前年同期比43.8%増の85億3600万円。県内などに出ていたまん延防止等重点措置が3月末に解除され、売上高、客数、客単価ともに大幅に改善。深夜帯の回復は鈍いものの、ランチタイムの客数はコロナ禍水準を上回り、既存店の累計売上高は38.4%増となった。3月から発売した「天津麺」や、暑さを受け、ビール、サワーなどアルコール飲料、「黒酢しょうゆ冷やし麺」などが好調だった。
23年2月期の単体業績は従来予想を据え置いた。