「バターのいとこ」に次ぐ新スイーツ発売 那須に複合施設6日オープン

発売される「ブラウンチーズブラザー」

 那須町高久乙に6日、観光、福祉、農業の連携による持続可能なまちを目指した新たな複合施設「GOOD NEWS(グッドニュース)」がオープンする。開業に合わせ、那須生まれの人気菓子「バターのいとこ」に次ぐ新たなスイーツも商品化された。

 同施設は敷地面積が約4万3千平方メートル。「自然豊かな環境を生かした新たなまち」と位置づけ、食品製造所や物販店、飲食店などが入る。

 手がけるのは、食をテーマに社会課題の解決に取り組む「GOOD NEWS(グッドニュース)」(那須町高久乙、宮本吾一(みやもとごいち)社長)。関連会社がバターのいとこを販売している。

 新商品は「BROWN CHEESE BROTHER(ブラウンチーズブラザー)」。牛乳からチーズをつくる過程で大量に出るホエイ(乳清)を廃棄せずに活用。キャラメル色のブラウンチーズを、フランス郷土菓子のガレットブルトンヌで挟んだ。価格は3個入り972円。施設内の直営店で発売する。

 近接する「バターのいとこ」のカフェで提供されている「いとこのドーナツ」も専門店として出店する。ドーナツ4種を販売する。

 このほか、揚げずに焼いたカレーパンの「コナとスパイス」なども出店する。

焼いたカレーパン「コナとスパイス」
新発売になる「ブラウンチーズブラザー」
リニューアルされる「いとこのドーナツ」

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