中国、本土・香港間で金利スワップの相互取引制度導入へ

© 新華社

中国、本土・香港間で金利スワップの相互取引制度導入へ

6月22日、香港特別行政区のビクトリア湾両岸に広がる風景。(香港=新華社記者/李鋼)

 【新華社北京7月5日】中国人民銀行(中央銀行)と香港証券先物委員会(SFC)、香港金融管理局(HKMA)は4日、本土と香港間に金利スワップの相互取引制度「互換通(スワップコネクト)」を導入すると発表した。

 中国ではここ数年、銀行間債券市場の対外開放が深まり、本土以外の投資家の人民元金利に対するリスクマネジメントの需要が高まり続けていた。中国人民銀とSFC、HKMAはこのほど、債券市場の対外開放の成功経験を総括した上で相互デリバティブ取引決済モデルに関する研究を深め、「互換通」のプランをまとめた。相互取引方式を通じ、本土以外の投資家が本土の人民元金利スワップ市場に参加する際の利便性を高める。

 「互換通」は双方の金融市場インフラを通じて接続される。本土内、本土外の投資家はそれぞれの取引習慣を改めることなく、双方の市場関連法律・規定の順守を前提に、人民元金利スワップの取り引きと集中清算を迅速に完了できる。投資家の金利リスクマネジメントに役立つだけでなく、香港の国際金融センターとしての地位を強固にする上でも有利に働く。

 「互換通」は中国の金融市場対外開放の全体計画と手配の下、着実かつ秩序的に進められる。中国人民銀はSFC、HKMAなどの部門と共同で制度や条例を制定し、監督管理協力と情報共有を強化する。関連インフラ部門が「互換通」のルールや業務、技術面での作業を着実に進めるよう指導し、6カ月後に「互換通」を正式に稼働させる。