名古屋鉄道とPRODRONE、業務提携契約を締結。ドローンで地域課題の解決へ

名古屋鉄道株式会社(以下:名古屋鉄道)と株式会社プロドローン(以下:PRODRONE)は、業務提携契約を締結した。 安全・安心の「空のインフラ」を構築し、社会に貢献することを目的としている。

業務提携の概要として、PRODRONEが開発・生産する産業用ドローンおよび関連システムについての講習プログラムを共同開発し、名鉄ドローンアカデミーが講習を実施するという。 また、ドローンを活用した物流・点検などのサービスや機体整備に関するサービスを共同企画・開発し、名古屋鉄道のサポートによるサービス展開を目指すとしている。

名古屋鉄道は、グループ中期経営計画の重点テーマ「今後成長が見込まれる分野の収益力強化による収益構成の見直し」の一環として、「ドローン・空間情報事業への取組み」を推進する中、ドローンスクール事業を展開してきた背景がある。 地域ネットワークを活かしながら、地域課題解決に資するドローンサービスの事業化に向けた取組みを行うとしている。

PRODRONEは、産業用ドローンメーカー。最大ペイロード30kgで、量産を開始しているマルチコプターPD6B-Type3や、2時間飛行可能で耐侯性に優れたヘリコプター型「PDH-GS120」など、災害・監視・物流等に活用される多種多様なドローンを開発・製造している。

両社は同じ愛知県に拠点を持つ企業として、これまでにもドローンを活用した実証実験等における多数の協業実績を重ねてきた。 今回新たに業務提携を締結することで、双方が蓄積してきたノウハウを最大限に活かし、ドローンを通して地域貢献をより推進していきたいとしている。

▶︎名古屋鉄道株式会社

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