東山紀之が「刑事7人」新シーズンへの意気込みを披露。「ここからさらに違うものを毎年やっていこう」

テレビ朝日系で7月13日にスタートする連続ドラマ「刑事7人」(水曜午後9:00)の制作発表会見が行われ、主演の東山紀之らレギュラー陣と、新加入となるジャニーズWEST・小瀧望が登壇した。

東山が演じる天樹悠を中心に、深い人間模様とサスペンスフルなドラマが共存する人気刑事ドラマ作品として支持を集めてきた同シリーズ。シーズン8となる今作も、天樹をはじめ、警視庁刑事部新専従捜査班の海老沢芳樹(田辺誠一)、水田環(倉科カナ)、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)、片桐正敏(吉田鋼太郎)、そして法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)の7人のスペシャリストはもちろん健在。そんな新専従捜査班チームに、小瀧望が扮(ふん)する“Z世代”のキャリア刑事・坂下路敏が新たに配属される。

東山はまず「8年間も続けさせていただくと、自然災害があったり、パンデミック、戦争など世の中、たくさんのことがありますが、こうしてまた皆さんと一緒にできることが一番平和なことだと感じている」と、まずは無事におなじみのメンバーで新シーズンがスタートできたことに深い感慨を覚えている様子で明かした。

また、会見に登壇したのは、今までのスペシャリスト7人と、新加入した小瀧の計8人。これについて、吉田は「今ステージに並んでいる人数は8人…これだと『刑事8人』じゃないですか。その謎はご覧になっているうちに解けていきますので」と、自身の役柄である片桐がティザー動画でつぶやいたセリフ「また1人抜けちまうか…」に隠された真実を、さらにあおる発言を披露。

そして、誰かが旅立つかもしれないということで、キャスト陣が思いを伝え合うリレーメッセージ行われ、東山は小瀧に「30歳違うのですが、彼は20代で入ってくれたので70代の北大路さん、60代の鋼太郎さん…と、『刑事7人』には各世代がそろっているんです。いろいろな世代が一つの事件に向かって真っすぐ進んでいく物語なので、僕はある意味、世の中の縮図みたいになってくれたらいいなと思っています」と、期待を込めたメッセージを送った。

それを受けた小瀧は、白洲にリレー。実は2人は、“じんじん”“のんちゃん”と互いを呼び合う仲で、「「じんじんへ。『刑事7人』への出演が決まった時、大先輩の背中を間近で見られると思った後、『またじんじんに会えるのか!』と喜んだのを覚えています。これからの撮影でじんじんとガッツリ一緒にお芝居する回があるんですが、今から本当に楽しみです。大人になると本音で語れる親友はできにくくなると思っていましたが、迅くん、あなたは親友だと勝手に思っています」と熱い気持ちを込めた。

さらに、今回、「史上、最大の変革」と謳われていることを受けて、自身の変革について聞かれると、東山は「僕は常にチャレンジをしてきたいなと思っていますが、特に1年に1回は自分なりにチャレンジしていこうと思っていて、それを皆さんに披露していく…それがやはり『刑事7人』のベースにある思いです。ですから、“ここからさらに違うものを毎年やっていこう”と考えていることが、そもそも“変革”なのかなと思っています」と作品に対する思いを語った。

そして、東山は「暑い日が続いていますので、皆さんも健康には留意していただければと思います。お互い、元気だったらなんでもできると思いますので、今年も皆さんのお力をお借りしてドラマを頑張っていきたいと思います」と会見を締めくくった。

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