任期満了に伴う茂木町長選と、同町議補選(欠員1)は5日告示された。町長選に立候補したのは無所属現職の古口達也(こぐちたつや)氏(68)=自民推薦=だけで、古口氏が同町長選で最多となる6選を果たした。無投票は3期連続。町議補選には2人が立候補を届け出て、選挙戦に入った。
午後5時に立候補が締め切られ古口氏の無投票当選の一報が入ると、同町茂木の選挙事務所には大きな拍手が湧き起こった。祝勝会には佐藤勉(さとうつとむ)衆院議員ら国会議員、県議、県内自治体の首長らが駆け付け、古口氏の当選を祝った。
支持者から花束を受け取った古口氏は「町の発展のためにこの身をささげたい。私に声援を送っていただいた皆さんにご恩返しのつもりでこの4年しっかりと頑張っていく」と6期目に臨む決意を語った。
古口氏は5月に6選出馬を正式に表明。自民党県連の推薦を受け、地元県議や大半の町議、各種団体から幅広い支持を得て、盤石の態勢を築いた。
町議補選には、無職の共産元職渋谷敏夫(しぶやとしお)氏(71)と、農業の無所属新人石塚正美(いしつかまさみ)氏(66)の2人が立候補を届け出た。
投票は10日午前7時から午後6時まで町内13カ所で行われ、即日開票される。