電通グループ、メタバースクリエイティブスタジオの展開および技術基盤プロダクトを提供するambrに追加出資

2022年7月5日
株式会社 電通グループ
代表取締役社長執行役員CEO 五十嵐 博
(東証プライム市場 証券コード:4324)

株式会社電通グループ(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員 CEO:五十嵐 博)は、グループR&D組織「電通イノベーションイニシアティブ」(以下「DII」)を通じて、「株式会社ambr」(本社:東京都中野区、代表取締役:西村 拓也、以下「ambr社」)に追加出資しました。ambr社は、メタバースクリエイティブスタジオ事業を展開すると共に、メタバース構築技術基盤プロダクト「xambr(クロスアンバー)」を開発・提供しています。

当社は、2021年にambr社に出資しており、スタートアップとの得意分野を掛け合わせた共創モデルにより、「TOKYO GAME SHOW VR 2021」をはじめ、共にさまざまな新しい価値づくり、プロダクトづくりに挑戦してきました。アフターコロナの社会を見据えたデジタル活用の進展に伴い、メタバース・XRの活用ニーズが高まり続けていることから、今般、追加出資に至りました。

今回の追加出資を機に、エンドユーザーやコンテンツを重視した体験設計力やユースケース創造力を兼ね備え、世界トップクオリティのメタバース企画・開発を実現するambr社との協業体制を一層強化し、メタバース・XR領域における事業を更に進展させていきます。今後は、「xambr」を用いて、より幅広い顧客企業・パートナー企業とのプロダクト開発など、より多くのエンドユーザーが繰り返し訪れたくなるようなプラットフォームの構築に向けて連携を深めます。また、ambr社のテクノロジー開発・UXデザインのケイパビリティーと当社グループならではの事業開発力、クリエイティビティー、ネットワークの掛け合わせにより、世界中の人々の体験価値をテクノロジーで進化させる新しいコミュニケーションやインタラクションをグローバルに創出します。そして、メタバース・XR領域における3D広告、コマース、データマネジメントなどグループとしてのR&D活動を加速していきます。

その中核を担うのは、当社グループ全体のR&Dを推進するDIIのXRチームです。引き続きDIIは、電通ジャパンネットワーク※1 5社と共同で組成した共創型組織「XRX STUDIO(エックスアールエックス スタジオ)」※2と連携し、顧客企業・パートナー企業との共創とそれぞれの事業成長を実現していきます。

ambr社の概要>

ambr社のロゴ

ambr社の仮想世界のコンセプトアート>

<ambr社のプロダクトおよびナレッジの一例>

DIIXR領域のR&D方針>

●XRチームの大切にしていること

私たちはXRテクノロジーが次元、感覚、空間を拡張し、世界中の人々の生活をより豊かで便利なものに進化させていくと信じています。これからも社外パートナーと連携し、人にとって価値のある未来の事業基盤、ソリューションの創造を、グローバルに推進していきます。

※1:電通ジャパンネットワーク(DJN)は、純粋持株会社(株式会社 電通グループ)の社内カンパニーであり、国内に展開する事業会社約160社を支援しています。またDJNは、それらグループ会社で構成されるネットワークそのものを指します。https://www.japan.dentsu.com/jp/

※2:XRX STUDIOはDIIと5社で組成されています。

・電通イノベーションイニシアティブ https://innovation.dentsu.com/

・株式会社 電通 https://www.dentsu.co.jp/

・株式会社 電通デジタル https://www.dentsudigital.co.jp/

・株式会社 電通ライブ https://www.dentsulive.co.jp/

・株式会社 電通プロモーションプラス https://www.dentsu-pmp.co.jp/

・株式会社 電通国際情報サービス https://www.isid.co.jp/

また、XRX STUDIOの詳細につきましては、https://www.xrx.jp/ をご覧ください。

以 上