【新型コロナ】危機感の薄れか 静岡県内で678人感染 前週の同じ曜日を大幅に上回る

7月5日、静岡県内で新たに678人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。先週の同じ曜日に比べると大幅に増えていて、背景には危機感の薄れがあるとの見方もあります。

新たな感染者を自治体別に見ますと、静岡市で172人、浜松市で154人、富士市で54人、掛川市で30人などとなっています。死者は確認されていませんが、県は新たに2件のクラスターが発生したとしています。

曜日別に見ると、先週の火曜日に(6月28日:372人)比べて306人増えていて、1日あたりの感染者数が前の週の同じ曜日を上回ったのは13日連続となっています。

ここにきて全国的に感染者は増える傾向にありますが、静岡市の担当者は全体的にコロナ対策の規制が緩和される中で危機感が薄れ、手洗いや消毒など基本的な感染対策がおろそかになってきていることも感染者増の一因ではないかと分析しています。

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