2022年7月5日、大津プリンスホテルでBリーグ1部に所属する「滋賀レイクスターズ」が”リブランディング”に関する記者会見を行いました。
滋賀レイクス会長上原仁氏
会見には、株式会社マイネット代表取締役社長で滋賀レイクス会長の上原仁氏。滋賀レイクスに所属する狩野佑介、柏倉哲平、杉浦佑成の3選手。元フェンシング日本代表でIOC委員も務める太田雄貴氏(大津市出身)。デザイナーの大岩Larry正志氏(滋賀県出身)。
そして滋賀の顔といっても過言ではないミュージシャンの西川貴教氏らが登壇しました。
2022-23シーズンにチーム活動開始から 15周年を迎え、この大きな節目を”第二創業期の幕開け”と位置づける滋賀レイクス。
今回、リブランディングで発表されたのは以下の内容になります。
チーム呼称の変更
「滋賀レイクスターズ」というチーム呼称が、2022-23シーズンより「滋賀レイクス」へ変更に。
チームが日本一を目指すうえで、誰もが日本一と認め滋賀の象徴でもある”琵琶湖”の名を冠するチームであることを強調していくために、「レイクス」を公式の呼称として使用していくことになりました。
「滋賀レイクスターズ」は正式なチーム名称や法人名としては残り続けますが、一般的に使用していく頻度が多い呼称は「滋賀レイクス」となります。
新エンブレムの公開
エンブレムは、滋賀レイクスのユニフォームやポスターなどのデザイン、またあらゆるプロ野球チームのデザインにも携わる滋賀県出身のスポーツデザイナー「大岩 Larry 正志」氏が新たにデザインしました。
大岩 Larry 正志 氏
今回デザインされたエンブレムは、レイクスの「L」ではなく、滋賀の「S」。これには、「滋賀から」日本一になっていくことを通じて「滋賀を」日本一誇れる地にするのだというクラブの信念が込められています。
また「S」 にはクラブの「VALUE」にも対応した 4 つの意味が含まれます。
①SPIRIT ~観衆を熱くする闘志を体現し、勝利を掴み取る~
②SMART ~デジタルを駆使し、理にかなった戦術戦略で道を拓く~
③SPECTACLE ~唯一無二のエンターテイメントで魅了する~
④SUSTAINABLE ~環境先進県滋賀からSDGsをリードする取り組みを発信する~
新ユニフォームの発表
エンブレムの変更に伴い、新ユニフォームの発表も行われました。
美しい琵琶湖を象徴するレイクスブルーはそのままに、セカンドカラーであった「スターズイエロー」は王道の輝きを放つ『スターズゴールド』に!
ALL SHIGAで日本一を!
「滋賀を日本一、滋賀で日本一」を掲げる滋賀レイクス。「ALL SHIGA」の運営体制についての発表もされました。
まずは元フェンシング日本代表でIOC委員も務める太田雄貴氏(大津市出身)が新たにアドバイザーに就任。
「ようやく滋賀に貢献できる日が来たなと思いました」と話し、フェンシング普及に大きく貢献した太田氏の手腕が期待される。
太田雄貴氏
また先述した通り新エンブレムは、滋賀県出身のスポーツデザイナー「大岩 Larry 正志」氏が担当。
そしてラストにはミュージシャンで滋賀ふるさと観光大使も務める西川貴教氏も登場。滋賀のスポーツを。そしてエンタメを盛り上げられるように、今後は協力されていくとのこと。
「会場にも見に行ってみたい」と話す西川氏。近いうちに見られる日が来るかもしれません。
西川貴教氏
2030年までに日本一のクラブになる!
「チームとして1度きりの優勝ではなく、常勝集団になる」
「クラブが地域に愛され、地域に貢献する」
「滋賀レイクスが日本一と当たり前に感じられる」
上原氏は、このような状態を”日本一”だと定義されており、2030年までに”日本一のチームになる”ことを目指しています。
“テーブス海”選手の加入、そして狩野選手のレイクスへのカムバック。その他にもたくさんの新選手が入り、とても楽しみな新生「滋賀レイクス」。
西川貴教氏や太田雄貴氏などを始めとした、”ALL SHIGA”の体制も要注目。どのような姿が見られるのか、非常に楽しみです。