長崎県内旅行割第2弾 14日まで 助成制度3市で実施中 15日以降開始の市町も

市町独自の旅行関係キャンペーン

 長崎県内旅行割引キャンペーン「第2弾ふるさとで“心呼吸”の旅」は14日に期限を迎える。政府は新型コロナウイルスの感染状況を見極めた上で県民割支援を拡充するとしており、県は開始時期など国の方針が示された後、詳細を発表するとしている。県民割と併用できる市町独自の助成制度は既に3市が実施しており、7月15日以降に3市1町が開始する。
 市町独自の割引はいずれも、県民割適用後の代金から差し引く。
 現在、実施しているのは佐世保、平戸、五島の3市。平戸市は、市内の対象宿泊施設に宿泊すると、対象観光施設1カ所の無料入館券とガソリン10リットルのクーポン券がもらえる「平戸満喫ドライブキャンペーン」=LINE(ライン)で事前の応募が必要=も7月31日まで展開している。
 今後キャンペーンを予定しているのは島原市、雲仙市、壱岐市、東彼川棚町。壱岐市は開始時期について、国の方針に合わせる予定としている。島原市の旅行券(1枚千円)は13枚セットで1万円。宿泊代金に充てられるのは10枚で、3枚は観光施設、土産品店、飲食店、交通機関で使える。
 その他、波佐見町は8月1日~12月31日の宿泊代金が5千円以上の人に、町内の登録小売店で使える2千円分の「エンジョイプレミアム商品券」を贈呈する。


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