パイレーツがヤンキースとのカード初戦を勝利 復帰の筒香は2安打

【ヤンキース2-5パイレーツ】@PNCパーク

パイレーツは2本のホームランなどで試合を優位に進めると、投手陣も相手打線を2点に抑えるなど投打が噛み合い、5対2でヤンキースとの2連戦初戦を制した。パイレーツ先発のホセ・キンタナは5回96球を投げて被安打6、与四球0、奪三振7、失点1の好投で2勝目(4敗)をマークし、4番手のデービッド・ベッドナーが13セーブ目を記録。敗れたヤンキースは先発のジェイムソン・タイオンが5回1/3を投げて被安打6、与四球0、奪三振5、失点5の内容で2敗目(9勝)を喫した。

パイレーツは2回裏にダニエル・ボーゲルバックの11号ソロで先制すると、4回裏にはジャック・スウィンスキーの14号2ラン、ベン・ギャメルのタイムリー二塁打で3点を奪い4対0とリード。5回表にアーロン・ジャッジにタイムリーを許したが、6回裏には1死1・3塁からオニール・クルーズが犠牲フライを放ちリードを広げるなど、盤石の試合運びを見せた。ヤンキースはパイレーツを上回る10安打を放ったがチャンスであと一本が出ず、2連敗となっている。

腰の不調から復帰の筒香嘉智は「5番・一塁」でスタメン出場し3打数2安打。4回裏の第2打席に外角のチェンジアップを弾き返しセンター前ヒットを放つと、1死2塁のチャンスで迎えた6回裏の第3打席でもレフト前ヒットを放ちチャンスを広げる活躍。8回の守備からベンチに退いたが完全復活をアピールする上々の復帰初戦となった。

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