不動産取得税でミス 過少課税2件 岡山県、計112万7400円

岡山県庁

 岡山県は6日、土地や建物の取得にかかる不動産取得税(県税)の算定ミスがあったと発表した。2020、21年度に計2件、合わせて112万7400円を過少に課税していた。納税者に謝罪した上で追加課税の手続きを進める。

 県によると、対象はいずれも津山市内の法人と個人で、法人は20年度に110万2900円、個人には21年度に2万4500円少なく課税していた。同市の担当者が算定基準となる不動産評価額を誤って県に伝えたことが原因としている。

 今年2月、県の担当者が同市から別の不動産取得に関する価格データを受け取った際、ミスに気付いた。県税務課は「市町村の担当者が参加する会議や研修会を通じ、適正な事務処理を徹底する」としている。

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