中国、反社癒着を告発したら逮捕

暴行事件を機に不信噴出

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立ち退きに関する通知書を手にする張栄さん=2019年10月、中国天津市(共同)

 【北京共同】中国河北省唐山で当局と反社会的な人々の癒着を訴えた高齢者施設経営者が、6日までに公共秩序騒乱容疑で逮捕された。唐山で起きた女性暴行事件をきっかけに、中国では当局が反社会的な人々の「後ろ盾」になっていると告発する投稿がSNSで相次いでいた。

 逮捕されたのは張栄さん(52)。2006年以降、唐山の自宅や施設が反社会的な人々に何度も襲撃されたという。当局主導の立ち退きに絡んだ圧力とみている。

 唐山では今年6月、飲食店の女性客が集団暴行を受ける事件が発生。殴られる映像がSNSで拡散され衝撃が広がった。