活動25周年を迎えた"あらかじめ決められた恋人たちへ"、小説付きアルバム『燃えている』を9月7日にリリース! 本日、収録曲「東京」先行配信&小説&MV公開スタート!

活動25周年を迎えた“あらかじめ決められた恋人たちへ”が、15分超の長尺曲2曲を含むフルアルバム『燃えている』を2022年9月7日にリリースする。エレクトロやアンビエント、さらにポスト・パンク〜ポスト・クラシカルなどの要素を、“あら恋”ならではのDUB的解釈も交えてひとつにまとめ上げた、レイヤードかつプログレッシブなサウンドとなっている。 そのサウンドに紐付く形で、映画監督・柴田剛が参加した映像作品が公開されるほか、ブックレットには作家・シンテツによる書き下ろしの小説が付属。 音楽、映像、小説という3つの視点から物語を多角的に紡いだ三位一体=トリニティをコンセプトとしたアルバムとなった。

本日、7月6日に先行配信シングル「東京」が各サブスクリプションサービスにてリリース。同楽曲の小説とMVも特設サイトにて公開されている。 また、9月に開催されるリリースワンマンライブの詳細も発表。 さらに、11月公開の映画『窓辺にて』(稲垣吾郎主演・今泉力哉監督)、8月放送の『連続ドラマW 鵜頭川村事件』(松田龍平主演・入江悠監督)の劇伴を“あら恋”・池永正二が担当する。

池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)コメント

前作のレコ発ライブが終わると同時にコロナが始まり、以前から考えていた自分なりの東京を描こうと制作を始めたものの、なかなかうまくハマらず、そうこうしているうちにコロナやオリンピックや色々な事がいよいよな状況になってきて、ライブも打ち上げもなく、人とも会わず、混沌としているのだけどやけに静かで、ゆっくり踏み潰されていくような、何も特別な事なく日々が日々のまま、戦争が始まり、久々の友人は元気そうでよかった、久々のライブは楽しかった、共感したり、運動不足だったり、なーんもやる気が起きなかったり、目の前の事をしっかりやろうと引き締めたり、メンバーが一人離れてしまったり、この3年なんか色々あったような気もするが、もう思い出せなくなってきているし、だからこうやって作品が完成して、むちゃくちゃ思い入れが(なんならいつも以上に)詰まっているのは絶対なのですが、もはやそれがなんなのか分からない。久々にそういう作品になった。そういう3年間だったんだろう。

やっとアルバムができました。

今のあら恋らしい叙情的でパワフルなアルバムになりました。

聴いて読んで観て楽しんでください。

また久々にガッツリとワンマンライブをやりますので、是非遊びに来てください。

さあ、やっとこれから。

お元気ですか?

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