大津の湖西線で電車と接触、10代男性?死亡 運転士「制服着ているよう」

滋賀県警大津署

 6日午後4時45分ごろ、大津市唐崎2丁目のJR湖西線唐崎駅で、通過中の姫路行き新快速電車に男性が接触し、即死した。乗客約800人にけがはなかった。滋賀県警大津署が身元などを調べている。

 JR西日本によると、ホームから線路に立ち入る男性を運転士が直前で見つけ、非常ブレーキをかけたが間に合わなかった。運転士は「制服を着ているように見えた」と話しているという。同署によると、男性は10代とみられるという。

 この事故で、湖西線は山科―近江今津間で約1時間40分運転を見合わせ、上下線で計9本が運休、計21本が最大約1時間40分遅れて約1万人に影響が出た。

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