黒岩県政を6割が評価 神奈川新聞社の参院選世論調査 年代で差、高齢層で高く 特別自治市は7割「知らない」

黒岩祐治知事(資料写真)

 神奈川新聞社が2~4日に実施した神奈川県内の有権者を対象とした参院選世論調査で、黒岩祐治知事の県政運営への評価を尋ねたところ、「評価する」と「どちらかといえば評価する」の合計は57.6%となった。一方、政令市が道府県から独立して権限や財源の移譲を目指す「特別自治市」構想については「知らない」が最多の68.1%に上った。

 知事の県政運営について「評価する」と回答したのは8.9%、「どちらかといえば評価する」は48.7%だった。「評価しない」は10.0%、「どちらかといえば評価しない」は23.0%で、「分からない・無回答」は9.4%だった。 年代別で見ると、「評価する」「どちらかといえば評価する」とした割合は70歳以上、60代、29歳以下の順で高かった。一方、30代は「評価しない」と「どちらかといえば評価しない」の合計が58.4%となるなど、年代で差が見られた。

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