コールマンのおすすめマット11選!インフレーターマットとエアーマットの違い・修理方法も解説

キャンプでの睡眠に欠かせない「マット」。キャンプ用のマットにはさまざまな種類がありますが、キャンパーから絶大な支持を集める「コールマン」には、インフレーターマットなど使いやすいマットが揃っています。今回はコールマンのおすすめマットをご紹介します。

知っておきたいマットの種類と違い!インフレーター・エアー・ウレタン

photographer 吉田 達史

テントで快適に眠るためには、キャンプ用のマットが必須です。

今回ご紹介するのは、寝袋の下に敷くテントマット

テントマットは種類が多いので、どれを選べばいいか迷ってしまうかもしれませんね。

自分に合ったマットを選ぶために、まずはおおまかなマットの種類と違いを覚えておきましょう。

テントマットは、大きく

  • インフレーターマット
  • エアーマット
  • ウレタンマット

の3種類に分けることができます。

インフレーターマット

筆者撮影「自動的に膨らむインフレーターマット」

インフレーターマットは、バルブを開くと自動的に空気が入って膨らむマット。

筆者撮影「インフレーターマットのバルブ」

エアーマットほど設置に時間がかからず、内部に内蔵されているフォーム上のクッションが高い断熱性とクッション性を実現し、快適な寝心地を提供してくれます。

使わないときは畳んで収納できますが、エアーマットほどコンパクトにはならず、価格も高めです。

エアーマット

筆者撮影「ポンプまたは手動で膨らませるエアーマット」

エアーマットは、ポンプまたは手動で膨らませるマット。

筆者撮影「エアーマットのバルブ」

使わないときはコンパクトに収納でき、比較的価格も安いのが魅力です。

筆者撮影「使わないときはコンパクトに」

ただし空気の出し入れに時間がかかるほか、穴が開くと使えなくなってしまいます。

またクッションは内蔵されていないことが多いため、商品によっては底付きして、寝ているときに背中が地面についているように感じることも。

ウレタンマット

ライター撮影「広げるだけで使えるウレタンマット」

ウレタンマットは、広げるだけで使えて、設置・撤収がカンタンなマット。

断熱性に優れ暖かく眠ることができますが、厚みがあるほどかさばり、収納性や携帯性が低くなるというデメリットがあります。

なお「空気を入れる必要がないマット」として、コールマンでは「フォールディングマット」というマットが展開されています。

▼「インフレーターマット」と「エアーマット」の違いについては、こちらの記事でも詳しく解説しています!

【インフレーターマット】手軽に膨らませるならこれ!コールマンのおすすめマット6選

それではここから、コールマンのおすすめのマットをご紹介していきます。

まずは手軽に膨らませることができて初心者にも使いやすい「インフレーターマット」をご紹介します。

1.「キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ」:コスパ抜群の優秀マット

  • 使用サイズ:約63×195×5(h)cm
  • 収納時サイズ:約φ15×70cm
  • 重量:約1.8kg
  • 材質:ポリエステル、ポリウレタンフォーム
  • 付属品:収納ケース

コールマンの「キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ」は、抜群のコスパが魅力のインフレーターマット。

厚さ5cmで快適な寝心地を実現し、連結可能なシングルサイズとなっています。

2.「キャンパーインフレーターマットハイピーク/シングル:厚さ10cmで快適な寝心地!

photographer 吉田 達史
  • 使用時サイズ:約198× 68×10(h)cm
  • 収納時サイズ:約φ21×72cm
  • 重量:約2.7kg
  • 材質:ポリエステル、ポリウレタンフォーム
  • 仕様:収納ケース式ポンプ
  • 付属品:収納ケース

コールマンの「キャンパーインフレーターマットハイピーク/シングル」は、厚さ10cmの自動膨張式マットレス。

まるで自宅のベッドのように快適に眠れます。

▼「おぎやはぎのギアキャン」にも登場し、おぎやはぎのお二人も大絶賛の使用感はこちらの記事でご紹介しています!

3.「キャンパーインフレーターマットハイピーク/ダブル」:ダブルサイズでデュオやファミリーに最適!

  • 使用時サイズ:約200×128×10(h)cm
  • 収納時サイズ:約φ31×70cm
  • 重量:約5kg
  • 材質:ポリエステル、ポリウレタンフォーム
  • 仕様:収納ケース式ポンプ
  • 付属品:収納ケース

コールマンの「キャンパーインフレーターマットハイピーク/ダブル」は、ダブルサイズでデュオキャンプやファミリーキャンプに最適。

寝ている間にゴロゴロと転がってしまうお子さまも安心です。

4.「コンフォートインフレーターマットハイピーク/シングル」:リバーシブル仕様で柔らかさを選べる!

  • 使用サイズ:約198 x 68 x 10(h)cm
  • 収納時サイズ:約φ21 x 72cm
  • 重量:2.7kg
  • 材質:ポリエステル、ポリウレタンフォーム

コールマンの「コンフォートインフレーターマットハイピーク/シングル」は、リバーシブル仕様で柔らかさを選べる厚さ10cmの自動膨張式マット。

ソリッドフォームでしっかりした寝心地を求める人は片面、カッティングフォームとストレッチ生地で柔らかさを求める人は裏側と、好みの寝心地を選ぶことができます。

「キャンプでも寝心地を我慢せずに快適に眠りたい」という方におすすめです!

5.「コンフォートインフレーターマットハイピーク/ダブル」:ダブルサイズでもラクラク組み立て

コンフォートインフレーターマットハイピーク/ダブル

  • 使用サイズ:約200 x 128 x 10(h)cm
  • 収納時サイズ:約φ31 x 70cm
  • 重量:約5kg
  • 材質:ポリエステル、ポリウレタンフォーム
  • 使用:収納ケース式ポンプ
  • 付属品:収納ケース

コールマンの「コンフォートインフレーターマットハイピーク/ダブル」は、ダブルサイズでファミリーに最適。

自動で膨らみますが、さらに収納ケース式ポンプでダブルサイズでも加圧は楽々です。

6.<新商品>「キャンパーインフレーターマットWセットⅡ(コヨーテ)」:便利な2枚組みセット&直営店限定カラー

キャンパーインフレーターマットWセットⅡ(コヨーテ)

  • 使用サイズ:約63×195×5(h)cm/1枚
  • 収納時サイズ:約φ20×70cm
  • 重量:約3.5kg
  • 材質:ポリエステル、ポリウレタンフォーム
  • 付属品:収納ケース

コールマンの「キャンパーインフレーターマットWセットⅡ(コヨーテ)」は、直営店限定カラー

厚さ5cmで快適な寝心地を実現し、使い方が広がる2枚組みセットとなっています。

2枚のマットをボタンで連結できるので、必要に応じてシングル・ダブルのいずれかで使い分けができて便利ですね!

【エアーマット(ベッド)】コンパクトに収納したいならこれ!コールマンのおすすめマット5選

続いてコールマンのおすすめの「エアーマット」をご紹介します。

エアーマットはコンパクトに収納できるので、荷物を小さくまとめたい人にもおすすめです。

1.「コンフォートエアーマットレス / S」:リーズナブルで「まずは試したい」方向け

  • 使用時サイズ:約187×97×19(h)cm
  • 重量:約2.5kg
  • 材質:PVC
  • 仕様:ダブルロックバルブ、ロール式収納

コールマンの「コンフォートエアーマットレス / S」は、軽量、コンパクトで使いやすいエアーマットレス。

リーズナブルなので、まずは試してみたいという人にもおすすめです。

2.「エクストラデュラブルエアーベッド(シングル)」:お値段も強度もちょうど良い!迷ったらこれ

  • 使用時サイズ:約185×97×20 (h)cm
  • 収納時サイズ:約33×28×8 (h)cm
  • 重量:約2.1kg
  • 材質:70Dポリエステル、PVC
  • 仕様:ダブルロックバルブ、ロール式収納

コールマンの「エクストラデュラブルエアーベッド(シングル)」は、軽くパンクに強いダブルレイヤー構造のエアーベッド。

お値段と強度のバランスがちょうどよい、迷ったら選びたいマットです。

3.「エクストラデュラブルエアーベッド(ダブル)」:ダブルサイズでもリーズナブル!

  • 使用時サイズ:約198×148×20 (h)cm
  • 収納時サイズ:約36×30×14(h)cm
  • 重量:約3.2kg
  • 材質:70Dポリエステル、PVC
  • 仕様:ダブルロックバルブ、ロール式収納

コールマンの「エクストラデュラブルエアーベッド(ダブル)」は、ダブルサイズでもリーズナブルな価格が魅力。

ゆったりサイズで子供たちも大喜びすること間違いなし。

4.「アドベンチャーエクストラデュラブルエアーベッド」:車中泊に最適なサイズ!

  • 使用時サイズ:約185×135×20(h)cm
  • 収納時サイズ:約36×30×9(h)cm
  • 重量:約2.5kg
  • 材質:70Dポリエステル、PVC
  • 仕様:ダブルロックバルブ、ロール式収納

コールマンの「アドベンチャーエクストラデュラブルエアーベッド」は、軽量でパンクに強いダブルレイヤー構造の車中泊に最適なエアーベッド。

ミニバンなどの室内で快適な車中泊が可能で、20cmの厚みで下の凹凸を吸収してフラットな状態で快適睡眠を実現してくれます。

5.「テントエアーマット270」:テントフロアに合わせた大型サイズ

  • 使用時サイズ:約255×189×14(h)cm
  • 収納時サイズ:約34×44×12(h)㎝
  • 重量:約7.3kg
  • 材質:PVC
  • 仕様:ダブルロックバルブ、表面フロック仕上げ
  • 付属品:収納ケース
  • 対応テントサイズ:約270×270cm以上のテント

コールマンの「テントエアーマット270」は、テントフロアのサイズに合わせたテント用大型エアーマット。

バルブの開閉が容易なダブルロック構造を採用しています。

エアーマットの空気の入れ方・おすすめの空気入れ(電動ポンプ)3選

筆者撮影:ポータブル電源に電動ポンプを繋いで空気を入れます画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17320520

エアーマットの空気の入れ方は、商品によって異なりますが、主に手動で膨らませる電動ポンプで膨らませるのが主な方法です。

電動ポンプのほうが空気を入れる手間がかからず便利ですが、電気が必要となります。

電動ポンプには、乾電池式のタイプや車のシガーソケットから充電できる商品もあります。

  • 電源サイトのあるキャンプ場を利用する
  • ポータブル電源を持参する
  • 車から電気を供給する

など、エアーマットを使用するシーンを考えながら選ぶと良いでしょう。

ここからは、コールマンのエアーマット空気入れ(電動ポンプ)3種類をご紹介していきます。

1.「4D クイックポンプ」:乾電池式でコンパクト!

  • サイズ:約19×9×11(h)cm
  • 重量:約330g
  • 材質:ABS、他
  • 使用電源:アルカリ単一形乾電池×4本(別売)
  • 付属品:付属品:ダブルロックバルブアダプター、ミニダブルロックバルブアダプター

コールマンの「4D クイックポンプ」は、乾電池仕様のコンパクトな電動ポンプ。

単1乾電池4本で使用が可能です。

シングルタイプなどの小さめのエアーマットや、なるべくコンパクトなポンプを持参したい場合はこちらがおすすめ。

2.「12V アドベンチャークイックポンプ」:車のシガーソケットから充電可能!車中泊に◎

  • サイズ:約20×9×12(h)cm
  • 重量:約460g
  • 材質:ABS、他
  • 使用電源:12V DC電源
  • 付属品:付属品:ダブルロックバルブアダプター、ミニダブルロックバルブアダプター、ピンチバルブアダプター

コールマンの「12V アドベンチャークイックポンプ」は、12V DC電源専用のハイパワーポンプ。

車のシガーソケットから充電できるので、車中泊に最適です。

3.「リチャージャブルクイックポンプ」:AC電源で充電できるバッテリー式!

  • サイズ:約20×10×11(h)cm
  • 重量:約1.5kg
  • 材質:ABS、他
  • 使用電源:AC電源 充電式バッテリー
  • 付属品:ダブルロックバルブアダプター、ミニダブルロックバルブアダプター、ピンチバルブアダプター、AC電源アダプター

コールマンの「リチャージャブルクイックポンプ」は、家庭用AC電源で充電できるハイパワー充電式ポンプ。

充電できるバッテリータイプで、使用時間は約20分となっています。

インフレーターマットに穴があいた際の対処・補修方法

手軽に膨らませることができるインフレーターマットですが、穴が開いてしまうと空気が漏れてしまいます。

ライター撮影

見えないほどの小さな穴でも空気が抜けてしまうので、穴を見つけるためには水を張ったお風呂の浴槽で気泡が出る部分を探すのがおすすめ。

穴が見つかったら、穴に接着剤を塗って補修シートを張るだけで修理することができます。

自転車パンク修理キットで代用することもできますよ。

▼詳しい補修方法はこちらの記事で解説しています!

コールマンのマットで快適な睡眠を!ぐっすり眠ってキャンプを満喫しよう

筆者撮影

コールマンのおすすめのマットをご紹介しました。気になるマットは見つかりましたか?

いろんなタイプのマットを試してみて、最終的に自分に合ったマットにたどり着くキャンパーも少なくありません。

筆者も初めはリーズナブルなエアーマットから始めて試行錯誤を重ね、キャンプデビューから3年たった現在では、寝心地の良いインフレーターマットで快適にキャンプを楽しんでいます。

気になったマットがあれば、まずは試してみてはいかがでしょうか?

コールマンのマットでぐっすり眠って、元気にキャンプを満喫してくださいね。

▼キャンプ用のマットをお探しの方はこちらの記事も参考にどうぞ!

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