エンゼルスが連敗ストップ 大谷は7回自責0&勝ち越しタイムリー

【エンゼルス5-2マーリンズ】@ローンデポ・パーク

エンゼルスは今季14試合目の先発登板となった大谷翔平が7回100球を投げて被安打2、奪三振10、与四球3、失点1、自責点0の好投を見せると、打っても5回表に勝ち越しタイムリーを放つなど投打に活躍。打線は7回にも追加点を奪い、マーリンズに5対2で快勝した。大谷は今季8勝目(4敗)をマークし、これで自身5連勝。マーリンズ先発のトレバー・ロジャースに7敗目(4勝)が記録された。

1回裏に守備のミスから犠牲フライで1点を失ったエンゼルスだが、中盤に反撃を見せる。5回表に先頭のマイケル・ステファニックのヒットから下位打線が二死満塁のチャンスを作ると、マイク・トラウトへの死球で押し出しとなり同点。さらに大谷のレフト前ヒットで2点を勝ち越し3対1と逆転した。エンゼルスは7回表にも1死2・3塁のチャンスでテイラー・ウォードとルイス・レンヒーフォが連続タイムリーを放ち、2点を追加するなど打線が繋がる。大谷降板後は2番手のライアン・テペラ、3番手のライセル・イグレシアスがマーリンズの反撃を1点に抑え逃げ切った。

21回2/3連続無失点で登板を迎えた大谷だったが、立ち上がりにエラーと二塁打で無死2・3塁のピンチを迎えると、ギャレット・クーパーの犠牲フライで1点を許し、いきなりの記録ストップ。それでも続く一死3塁のピンチを抑え、2回裏の一死1・2塁のピンチもフライアウト2つで凌ぐと波に乗る。3回裏から6回裏までは1人のランナーも許さず、7回一死から四球を許すまで打者15人を連続で打ち取る快投を見せて4試合連続で自責は0。防御率は2.44となった。打撃では4打数1安打2打点1四球。7回表にジョナサン・ビヤーとのダブルスチールで今シーズン10個目の盗塁を記録している。

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