ラッピング電車運行開始 ゼンリンと長崎電気軌道 観光型MaaSアプリをPR

STLOCALのラッピング電車をPRする美咲さん(右)とながにゃん=長崎市、長崎電気軌道浦上車庫

 地図大手ゼンリン(北九州市)は5日、長崎電気軌道との共同企画で、長崎市を対象に実証実験している観光型MaaSアプリ「STLOCAL(ストローカル)」のラッピング電車の運行を始めた。10月5日までの予定。
 STLOCALは市内の観光情報ウェブサイトと電子チケット購入などができるアプリが連携し、スマートフォンで多様な旅をサポートする。観光情報の閲覧をはじめ、目的地までの経路の検索、長崎電気軌道の1日乗車券や24時間乗車券、観光施設の電子チケットの購入などができる。
 ラッピング電車は、STLOCALのロゴマークや観光エリアのイラストなどがデザインされ、緑と黄色を主体に明るく爽やかな色彩でまとめている。
 長崎市大橋町の浦上車庫で5日、STLOCALのアンバサダーに就任した地方創生型インフルエンサーの美咲さんと、長崎電気軌道の公式キャラクター「ながにゃん」が記念撮影し、運行開始をPRした。


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