離ればなれの家族を思う七夕 奥州、外国人生徒ら短冊に願い事

願い事を書く外国人生徒ら

 奥州市国際交流協会(佐藤剛会長)が開く日本語教室の外国人生徒らは、同市水沢字吉小路のアスピアで、短冊に七夕の願い事を書いた。

 世界平和や日本語上達など内容はさまざま。ベトナム人技能実習生ホーディン・サンさん(21)は「国へ帰って大きい家を建てたい」としたためた。

 サンさんのように遠い母国で待つ家族を恋しく思う人は多い。普段はかなわないけれど織り姫とひこ星が待ち合わせる夜ぐらいは、夢で会えたらいいですね。

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