厳しい暑さ続く 九州南部や沖縄・奄美に高温に関する情報も 気象庁1か月予報

 気象庁は7日(木)、向こう1か月(7/9~8/8)の天候の見通しを発表した。全国的に、暖かい空気が流れ込みやすいため、向こう1か月の気温は高い見込み。特に、北・東日本では期間のはじめに、西日本と沖縄・奄美では期間の前半に、かなり高くなる所がありそうだ。向こう1か月の降水量は、北日本は気圧の谷や湿った空気の影響を受ける時期があるため、平年並みか多い見通し。

 1週目(7/9~7/15) 全国的に高温傾向で、かなり高くなる所もある見込み。天候は平年と同様で、北・東・西日本は曇りや雨の日が多く、沖縄・奄美は晴れの日が多い見通し。 2週目(7/16~7/22) 東・西日本、沖縄・奄美は高温。北・東・西日本は平年と同様に、曇りや雨の日が多い見込み。

 3~4週目(7/23~8/5) 全国的に高温傾向が見込まれる。東・西日本、沖縄・奄美は、平年と同様に晴れの日が多い見通し。

高温に関する情報

高温に関する早期天候情報。出典:気象庁HP

 九州南部、沖縄・奄美は向こう2週間、暖かい空気に覆われやすいため気温の高い日が多く、7月13日(水)ごろからの5日間ほどはかなり高くなる可能性がある。このため気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表し、熱中症対策を進め、健康管理等に注意するよう呼びかけている。農作物や家畜の管理等にも注意が必要だ。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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