ローソンは福井県や北海道、山形県、富山県、石川県の各地域で生産された計6銘柄のブランド米を使ったおにぎりを、全国の店舗で順次発売する企画「日本おこめぐり」を7月5日に始めた。第1弾は北海道産の「ふっくりんこ」のおにぎりで、9月まで販売。
2カ月交代で銘柄を切り替え、具材もその銘柄に合ったものを使って各地のブランド米の需要拡大を後押しする。
第1弾のふっくりんこでは「塩にぎり」と「焼鮭ほぐし大葉味噌」の2種類を展開。第2弾は山形の「雪若丸」を使った「塩にぎり」と「牛肉味噌」を9月6日に発売する。価格は塩にぎりが108円、具材入りが160円。
第3弾は11月から石川の「ひゃくまん穀」を使用。その後も2023年1月に富山の「富富富」、同3月に福井の「いちほまれ」、同5月に北海道の「ゆめぴりか」を使った商品を発売する。いずれも塩にぎりと具材入りの2種類で、使用する具材は今後決定する。
東京都内で記者会見した竹増貞信社長は「地域のブランド米を盛り上げ、日本全体の需要喚起につなげたい」と語った。