創業90年の和洋菓子店。妙高高原駅の近くに店を構えており、夫婦で切り盛りしている。2代目店主の山﨑幸一さん(73)は「素材の中からいいものを選んで本物を作っている」と話す。曜日限定でパンも作って販売している。
和菓子のうち「餅どら」は、餅を練り込んだ生地の食感がもちもちで、粒あんの甘さは控えめ。クリ入りで抹茶に合う「須弥山」は、小豆のあんに2種の米粉を混ぜて蒸すことで、上下がそぼろ状になっている。涼味の「水まんじゅう」も売れている。
洋菓子はシュークリームが最も人気がある。カスタードと生クリームをブレンドし、バニラビーンズを使っている。
一方、パンは土曜限定となっており、種類は食パン、バゲット、リュスティック、カンパーニュ、クロワッサンなど。バゲットを買い求めた女性は「味と香りがドンピシャだった。リピーターになった」と話す。
店によると、来店したアメリカ人から堅いパンをリクエストされたことをきっかけとして、15年ほど前からパンを作るようになったという。
パンはできれば、2日前までに予約を。日曜に販売することもある。
・妙高市田口323―36
・午前9時から午後6時まで
・水曜定休
・☎0255・86・2117