韓国大統領の外遊、ある人物の同行が物議―中国メディア

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中国紙・環球時報は7日、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の外遊に、李元模(イ・ウォンモ)大統領室人事秘書官の夫人シンさんが同行したことが、韓国国内で物議を醸していると報じた。

環球時報が、韓国紙・東亜日報や韓国のテレビ局MBCの報道を引用して伝えたところによると、シンさんが尹大統領の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議出席のためのスペイン・マドリード外遊に同行したことが5日分かると、公職に就いていないシンさんが大統領専用機を利用して大統領夫婦の外遊を補佐したことが適切かどうかをめぐって論議が起こっているという。

シンさんは、大統領夫妻を補佐するため、随行団より先にスペイン入りし、歴訪の間、大統領夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏の一部業務を補佐した。尹大統領がマドリードでの活動を終えると、シンさんは、大統領夫妻、随行団、取材陣と共に大統領専用機で帰国した。

シンさんは、有名な漢方医療財団理事長の次女で、2013年1月に当時検事だった李氏と結婚した。尹氏の大統領選陣営関係者は、「シンさんが選挙当時、大統領夫妻を水面下で助けていたと理解している」と話した。漢方関連会社の代表を務めていたシンさんは、今年4月30日に理事を辞任したため、シンさんが大統領室への任用を打診したのではないかという観測も流れている。

シンさんの同行をめぐり、金建希氏が私的な関係による非公式チャンネルの助力を依然として受けているのではないかという声が起こっている。大統領室関係者は「大統領室の体制が整備される前にシンさんが助けることができても、実際に付属室に勤めたことはない」とした。大統領室は6日、「民間人もその他随行員資格で歴訪に参加することができる」と説明した。

「国紀紊乱(びんらん=国の規律を乱すこと)事件だ」と批判する野党・共に民主党に対し、与党・国民の力は「大きな問題ではない」と回答しているという。(翻訳・編集/柳川)