雑司ヶ谷 鬼子母神 夏市をレポート!2022年は7/6~10まで開催。昔懐かしい縁日が楽しめる雑司が谷の夏祭り

雑司ヶ谷鬼子母神堂の「夏市」は、毎年恒例の夏祭り。たくさんの屋台が並ぶ縁日はかなりのにぎわいを見せ、多くの人が訪れています。

感染拡大防止のために近年は中止が続いていましたが、2022年は3年ぶりに夏市が開催されます。

ここでは「雑司ヶ谷 鬼子母神 夏市」の開催日や時間、アクセス、屋台の様子、実際に行ってきた感想を紹介します。

鬼子母神 夏市 2022年の開催日

鬼子母神の夏市は、2022年7月6日(水)~10日(日)に開催されます。

鬼子母神の夏市の開催日は毎年固定で、7月6日、7日、8日と決まっています。(告知ポスターも毎年まったく同じ)

2022年は例外的に延長が決定し、7月10日(日)までの開催となりました。

平日で行けなかった人も参加できるので、とてもありがたいですね。

鬼子母神 夏市の時間は、何時から何時まで?

鬼子母神の夏市の開催時間は、毎年公式のアナウンスはありません。

天候や曜日、屋台スタッフの都合により変わることがありますが、概ね以下の時間帯に開催されます。

  • 朝顔販売は午前6時半ごろから
  • 屋台は早いお店は10時ごろから
  • 屋台は11時ごろ開始するお店が多い
  • 16時にはすべての屋台が出揃いにぎわっている
  • 夏市の終了時間は21時~21時半ごろ

鬼子母神 夏市の混雑状況

例年、夕方18時すぎから急に混みだします。ゆっくり露店を見て回りたい場合は、明るい時間に行くのがおすすめです。

19時半ごろになると焼きそばなど人気の屋台には行列ができ、スムーズに歩行するのが困難なくらい混み合います。

子供連れは迷子にならないよう、注意が必要です。混雑する時間帯は、ベビーカーでの移動は困難だと思います。

また、敷地内はむき出しの木の根が露出して、足場がデコボコになっている箇所が多数あります。

混雑していると足元が見えないので、転ばないよう気をつけてください。

鬼子母神 夏市に行ってきた!豊富な屋台を満喫

初日の7月6日(水)に、小学生と保育園の子供を連れて夏市に行ってきました。

平日18時半過ぎの夏市は、すでにたくさんの人であふれていました。

一歩足を踏み入れると、縁日の屋台と人の多さに圧倒されます。

こういうお祭りは久しぶりなので、大人も子供もとっても楽しそう。

ちなみに普段の鬼子母神堂はこんな感じ。歴史が語りかけてくるような、静かな佇まいです。

普段の鬼子母神堂も良いけれど、お祭りでにぎわっている様子もまた良いですね。

縁日の屋台は、昔ながらの露店といった感じ。

わたあめの袋は鬼滅の刃がプリントされていて、昭和感あふれる雰囲気と令和のミックスが面白い。

チョコバナナ、りんご飴、焼きそば、たこ焼き、ヨーヨーすくい、金魚すくい、射的など、おなじみの屋台が並びます。

りんご飴。最近はりんご飴以外にもいろいろな果物の飴が売っているんですね。

食べ物やクジ引き、おもちゃなど、見つけるそばから子供たちが欲しがるので、どんどんお金がなくなっていきます…(汗)

こういうお祭りの機会はなかなかないので、たまにはいいかな。

スーパーボールすくい。お椀でたっぷり取れたし、アニメキャラクターの入った好きなスーパーボールを選ばせてくれて良心的でした!

お好み焼き。

焼きそば。パッケージいっぱいに、大盛りに入れてくれました!

屋台の価格は安くもなく高くもなくといった感じで、500円前後のものが多かったです。

江戸時代から続く駄菓子屋の「上川口屋」さん。夏市では子供たちがひっきりなしに訪れていて、にぎわっていました。

鮎の塩焼き。お酒が飲みたくなりますね!

定番のチョコバナナ。カラフルな色やアンパンマンのクッキーに、子供が大喜び。

屋台で食べまくりの息子と娘。

おもちゃ系のお店もたくさん出ていました。こちらはビンゴゲーム屋。

くじ屋さん。SPY×FAMILYやジャニーズ、BTSなど、流行を意識した景品が並びます。

娘が夢中になっていた人形すくい。好きな人形を5個選んで取らせてくれて、良心的でした。

子供達の楽しそうな姿に、こちらも嬉しくなります。

会場内は近隣の小学生がたくさん訪れていて、子供の多さに驚かされます。

みんなキラキラと目を輝かせ、お小遣いを握りしめて縁日を楽しんでいる姿が印象的でした。

比較的治安が良い立地にあるので、夜になっても子供だけで安心して行かせることができると思います。

宝つり。欲しい商品が当たって「スゲー!」と小学生たちが大盛り上がり。

お祭りのくじ引きは、いつの時代も子供たちの心をつかんで離しません。

小学生の息子は射的に挑戦したものの、当たらず…。

射的は子供には難しいなと思いつつも、学校のお友達とワイワイ盛り上がっている楽しそうな姿が見れたのでよし。

ノスタルジックな懐かしい縁日の光景が繰り広げられていて、胸が熱くなります。

浴衣や甚平姿の人もいて、夏祭りの風情ある雰囲気にあふれていました。

子供から大人まで、こういう日を待っていました!とばかりのにぎわい。

久しぶりのお祭りの熱気と開放感が最高でした。

揚げ立てのフレーバーポテト。可愛いキャラクターの袋に入れてくれます。

300円という良心的な価格で、とてもおいしかったです。(個人的に一番おすすめの屋台)

300円の山盛りかき氷。シロップかけ放題でした。夏祭りっぽくて良いですね!

水笛は、呪術廻戦や鬼滅の刃など最近のキャラクタ―が揃っています。

キャラクター風船。娘はプリキュアをチョイス。

ボリュームたっぷりのお肉の串焼き。

新鮮なメロン・パインの串販売。暑い夏の夜にぴったり。

本堂の横では、毎年朝顔市を開催しています。店主に聞いたところ、朝顔市は朝6時半ごろから販売しているそうです。

朝顔はまだ蕾がついた状態で売られているので、これから花が咲く様子が楽しめます。

出典:菊竹若, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

本堂では鬼子母神名物「すきみみずく」も販売されています。戦前から作り続けられている、ススキの穂で作られた縁起物の玩具です。

南池袋小学校の校章にもなっている、地域で愛されるキャラクターです。

暗くなって、いつもと違う雰囲気の武芳稲荷大明神の鳥居。

ちなみにこの鳥居は、椎名林檎「歌舞伎町の女王」MVのロケ地として知られています。

鬼子母神 夏市に座って食べる場所はある?

鬼子母神の夏市には、テーブルや椅子の設置はありません。

会場内で立ったまま食べるか、境内の石垣などに腰かけて食べることになります。

ゆっくり落ち着いて座って食べたい場合は、家に持ち帰って食べるのもありだと思います。

鬼子母神 夏市にトイレはある?

鬼子母神堂に隣接する「雑司が谷みみずく公園」にトイレがあります。

男女トイレのほか、多目的トイレにはおむつ替え台もあります。

鬼子母神 夏市にゴミ箱はある?

「ゴミ箱」と記載された公式のゴミ箱は設置されていませんが、屋台にゴミ袋が設置されています。

ゴミの放置やポイ捨てはなく、来場者は皆マナーを守ってゴミ袋に捨てている印象です。

鬼子母神 夏市に持っていくといいもの

  • アルコール消毒ティッシュ
    夏市の入口にアルコール消毒液が設置されていますが、夕方になると中身はスカスカで入っていませんでした。
    露店で買ったものを立ちながら食べると手がベタつくこともあるので、ウェットティッシュがあると役に立ちます。
  • 飲み物
    会場内でラムネの販売はありますが、熱中症対策のためにもお茶など飲み物の持参をおすすめします。
    (鬼子母神堂の周辺には自販機あり)
  • スーパーの袋などゴミ袋
    食べ物を買うたびに会場内のゴミ袋を探すのは大変なので、帰りにまとめて捨てられるよう手元にゴミ袋があると便利です。
  • 虫よけ対策グッズ 自然豊かな鬼子母神堂は虫が出ます。虫よけスプレーや虫よけリングなど、虫よけグッズがあると安心です。
  • 暑さ対策グッズ 日中はもちろん、夕方以降も会場内は屋台の火の気と混雑で蒸し暑くなります。携帯扇風機、汗拭きタオル、日中は帽子など、暑さ対策は忘れないようにしましょう。

鬼子母神 夏市 開催概要

  • 【場所】雑司ヶ谷 鬼子母神堂
  • 【期間】2022年7月6日(木)~10日(日)
  • 【時間】屋台は11時~21時半ごろまで
  • 【住所】東京都豊島区雑司が谷3-15-20
  • 【アクセス】
    JR各線 池袋駅 東口 徒歩13分
    JR目白駅 徒歩10分
    副都心線 雑司ヶ谷駅 1番出口 徒歩5分
  • 【駐車場】なし
  • 【駐輪場】西参道側に臨時駐輪場あり
  • 【HP】鬼子母神堂 公式サイト

鬼子母神の夏市で楽しい思い出を作ろう

久しぶりの夏市、親子でとても楽しい時間を過ごせました。

今回は3年ぶりの開催となりましたが、今まではこういう日常が当たり前だったんですよね。

早く何の心配もなくイベントが開催できる状況になってほしいものです。

開放感たっぷりの雰囲気で、子供も大人も笑顔になれる鬼子母神の夏市。

今年は期間が2日間延長されて、2022年7月10日(日)までの開催です。

三密と熱中症には十分注意しながら、貴重な夏祭りの思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

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