静岡市清水区でカルガモの子どもが側溝の水を集める桝に落ちたようだと通報があり、静岡市の職員が外に逃がす対応にあたりました。
<滝澤悠希アナウンサー>
「発見しました。カルガモの子どもが落ちた現場です。市の職員による救出作業が行われています」
7月7日午前11時前、静岡市清水区能島の「高部みずべ公園」付近の側溝の桝に「カルガモの子どもが落ちたようだ」と近所の人から市に通報がありました。
桝は、深さ1.5メートルほど、落ちたカルガモは4羽とみられ、静岡市の職員2人が虫取り用の網を使って救出作業にあたりました。3羽はすぐに捕まえることができましたが、残りの1羽をなかなか外に出せません。
<静岡市役所 清水道路整備課 山田祐也さん>
「いまのは鳴き声」
<滝澤アナウンサー>
「声が聞こえるけどなかなか姿が見えない?」
<静岡市役所 清水道路整備課 山田祐也さん>
「最後の一匹が奥に入っちゃってという状態」
そこで、職員たちは近くの川につながる排水管に注目。水の逆流を防ぐため、普段は閉じているふたを開け、排水管を通って外に出られないかと試みます。
およそ1時間後…。
<滝澤悠希アナウンサー>
「いまカルガモの子供が配水管を通って外に出てきました」
無事に4羽とも、桝から脱出することができました。
<静岡市役所 清水道路整備課 山田祐也さん>
「無事にケガをすることもなく出てきたのは良かったと思う。親と合流して野生に戻ってくれるのが一番かなと思う」