ホーム遠かった…DeNA打線もゼロ行進 4位浮上お預け 7月7日・中日戦

7回横浜DeNA無死一塁。宮崎の二直に、一走牧が塁に戻れず併殺に(立石 祐志写す)

◆横浜DeNA0-0中日
 5投手の継投で中日打線を零封するも、ベイスターズ打線もゼロを並べてお付き合い。今季初の引き分けに終わり、三浦監督は「ホームが遠かった」と繰り返した。

 先発高橋宏からなかなか好機をつくれない。七回までわずか3安打で、うち2本が内野安打。2年目の大型右腕に9三振と完璧に封じられ、結局十二回まで三塁を踏むことすらできなかった。

 不運や細かなミスもあった。七回は宮崎の二直でわずかに飛び出してしまった牧が戻りきれず、一塁で封殺される。延長に入って唯一走者を出した十回は、1死一塁から神里が送りバントの構えから2球続けて失敗し、最後は三振に倒れた。

 阪神が敗れていただけに、最下位に低迷する中日から白星をもぎ取りたいところだったが、4位浮上はお預け。消化不良のゲームとなった。

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