「やせ形の若い女性」実態調査へ Z世代が“見た目への向き合い方”を助言

TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月~金曜7:00~)。7月5日(火)放送の「FLAG NEWS」のコーナーでは、厚生労働省が始める「やせ形の若い女性実態調査」について取り上げました。

◆政府の目標は「やせ」の20代女性を20%以下に

健康などに影響が出やすい「やせ型の若い女性」を減らすための対策を強化しようと、厚生労働省が研究班を設置し、今年度から実態調査を始めることがわかりました。

政府は、体重を身長の2乗で割った体格指数BMIが18.5未満の「やせ」に該当する20代女性の割合を20%に下げる目標を設定していますが、達成できていません。

こうしたなか、研究班が若い女性の食生活や栄養に関する意識・傾向などを探り、過剰なダイエットや不規則な食事によるリスクなどの情報発信を充実させ、適切な健康管理を促す狙いです。

◆男女ともに"見た目”は気になるもの?

このニュースにZ世代マーケティング女子・梶山悠莉彩さんは、SNSのプロフィール上に自分の大学や年齢、身長などあらゆる情報が書かれていることもあって「こんなに属性が似ているのに、なんで私はこんなに容姿が違うんだろうと自分を責めてしまい、"ダイエットをしなければ”と思ってしまうことが多いんじゃないかなと感じている」とZ世代の心情を代弁。

梶山さん自身、大学でミスコンに出場していた頃、他の候補者と自らを比較し「もっと痩せなければ」、「見た目をこうしたいと」と顔や体型に対して思い悩むことがあったと振り返ります。

キャスターの堀潤から、そのときどう自分と向き合ったのか問われると、梶山さんは「同じ顔の人なんて世の中にいない。同じ体型も体質の人もいないから、気にしてもキリがないと決着をつけた」と回答。

株式会社ABABA代表の久保駿貴さんは、こうした見た目に対するコンプレックスは女性に限らず男性にも当てはまるとし、思い悩む方に対しては「"自分は自分”という部分を持ってほしい」と助言。久保さん自身、あまり他人の目を気にしない性格で、そうした一面もあって起業できたと言い、「(見た目を)気にせずに進んでいってほしい」と望んでいました。

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<番組概要>
番組名:堀潤モーニングFLAG
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 「エムキャス」でも同時配信
キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/
番組Twitter:@morning_flag

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