日本の空を旅しよう!国内線の航空会社9社を比較~サービス・料金・オンライン予約・注意点など

新幹線よりお得なことも!日本を旅するなら飛行機を使おう

旅の出費の中でも、特に大きな金額を占めるのが交通費です。例えば、東京から大阪に新幹線の指定席で行こうと思えば、片道15,000円近くかかります。

こんな時に、ぜひ選択肢のひとつとして考えてほしいのが、飛行機。例えば、LCC(格安航空会社)を使えば、東京→大阪間が片道5000円以下で移動できることがあります。

本記事では、日本の一般の航空会社3社、そしてLCC6社の特徴を紹介します。

日本国内線の 3大航空会社

日本国内線といえば、真っ先に思い浮かぶのが「日本航空JAL・全日空 ANA・スカイマーク」ではないでしょうか。この3大航空会社は、多くの路線を就航しており、便数も多いです。

LCCに比べ、片道1~2万円もの金額差になることがありますが、その分、食事・飲み物やアメニティ、映画・音楽などの機内エンターテインメントが充実しています。また、LCCよりも座席が比較的ゆったりとしており、リラックスして空の旅を楽しめます。

まずは、3大航空会社各社のサービス・料金・違いについてご紹介します。

日本航空JAL

日本航空 JAL」は、日本でもっとも古くからある航空会社。今までの総乗客数は、国内線・国際線ともに日本一で、海外にもよく知られています。

国内線は、羽田空港、成田空港、伊丹空港、関西空港をハブ空港としています。

また、JALには「先得」という早期割引があります。事前に予定が決まっている方は、これを利用することで航空券を安く購入できます。

全日空 ANA

全日空 ANA」も、みなさんよくご存知の航空会社かと思います。

日本で2番目に大きな国内線を持つ航空会社です。国内線では羽田空港、成田空港、伊丹空港、関西空港をハブ空港とし、この4つの空港を中心に国内の主要路線を展開。現在、約136路線が運行しています。

JAL同様、ANAも「ANA SUPER VALUE」といった早割があり、空席に応じてもっとも安い料金で航空券を購入することができます。

スカイマーク SKYMARK

スカイマーク SKYMARK」は、日本で3番目に大きな航空会社です。国際線はチャーター便のサイパン行きとパラオ行きしかなく、海外での知名度は低いですが、実は根強い人気があります。

チケットの価格帯は上記2大航空会社より安く、LCCよりも高めのため、「ミドル・コスト・キャリア」と呼ばれます。しかし、座席の広さはJALやANAと同等で、機内ではコーヒーやキットカットを無料提供。安さを重視しつつも、ある程度のサービスの質を求めたい人にはオススメです。

北海道から沖縄まで、日本各地でフライトが就航しています。ハブ空港は羽田空港と神戸空港です。

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LCC(格安航空会社)・地域航空会社

日本には3大航空会社以外に「LCC」と「地域航空会社」があります。また、一部の「地域航空会社」は「JAL」や「ANA」とのコードシェア便(※1)も出ています。

「LCC」は、大手3社に比べ、座席が狭く、食事サービスが有料、深夜・早朝便が多く昼の便が少ないといったデメリットがあります。

しかし、価格は大手3社に比べて圧倒的に安いほか、キャンペーンセールも頻繁に行われています。また、各社ごとに独自サービスもあります。

ここでは、LCC・地域航空会社の6社の特徴を紹介します。

スプリングジャパン

スプリングジャパン」の旧社名「春秋航空」といえば中国のLCCですが、現在はJALの子会社です。

ハブ空港は成田空港で、国内線は、成田ー札幌、成田ー広島、成田ー佐賀の3つのみです。

その中でも、広島へ飛ぶLCCはスプリングジャパンだけのため、重宝されています。ニーズに合わせたリーズナブルな料金プランで、空の旅を楽しみましょう。

ジェットスター Jetstar

国内だけでなく国外にも多くの路線をもつ、人気の航空会社「ジェットスター」も、JALの子会社です。

成田空港、関西空港、中部国際空港、と日本のLCCの中ではハブ空港も多く、成田空港から関西空港のような主要路線もたくさん出ています。

ェットスター独自のサービスがたくさんあるほか、安さに定評があり、安全面での評価も高いです。また、ジェットスターのアプリで予約から購入、チェックインまで一括して済ませることができる国内LCC初のモバイル搭乗券もあるので便利です。

ピーチ・アビエーション Peach

インパクトのあるピンクの機体が特徴の「ピーチ」。ANAの子会社で、国内最大のLCCになります。

路線は、主要都市から離島、新潟や松山といった地方都市にも就航しているのが特徴。便数も多く、着陸時の「おおきに」という関西弁の挨拶がユニークな、関西国際空港を拠点とする航空会社です。

コスパの良さから、関西のビジネス客や訪日観光客から人気を集めています。

エア・ドゥ AIR DO

エア・ドゥは北海道の各空港と首都圏を結んでいる航空会社です。

価格帯は、ほかの航空会社とLCCの中間。北海道最大の新千歳空港以外に、函館、旭川、帯広、釧路など道内全ての都市から羽田空港までの路線を運行しています。

北海道の一部地域の人の話によると、北海道の最大都市・札幌へ行くより、羽田に飛ぶ方が速いとか……。

また「エア・ドゥ」は、ANAと資本提携を結んでいるので、北海道行きのANAのチケットを買うと、高確率でエア・ドゥの飛行機に乗れますよ。

ソラシドエア Solaseed Air

ソラシドエア」は、九州の航空会社です。ハブ空港は羽田と那覇空港。東京から九州(福岡・佐賀を除く)、沖縄から東京、神戸、名古屋、九州(長崎・佐賀・大分・熊本を除く)を結ぶ路線を運行しています。

ドリンクサービスが無料で、LCCと比べ機内サービスが充実しています。九州方面の出張や旅行、九州から各地への移動にオススメ。

スターフライヤー STAR FLYER

クールなブラックの機体が印象的な「スターフライヤー」。福岡県の北九州空港をハブ空港としており、チケット価格はほかの航空会社とLCCの中間くらいです。

新型コロナウイルス流行以前は、北九州から台湾・桃園空港までの路線も運行していました。国内線の主要路線は、羽田空港から北九州、福岡、山口宇部、関西の各空港です。

また、日本国内の航空会社でスターフライヤーだけの特別なサービスがあります。それは、ペット(猫・犬)と一緒に搭乗できるということ。ペットを飼っている利用者には、とても優しいサービスですね。

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チェックイン時間と荷物重量制限にご注意を

ANAの国内線を例にとってみると、オンラインから「出発前24時間〜75分前」にはチェックインができます。最終時間は、カウンターに行けば「出発時間の30分前」でもチェックイン可能。搭乗時間は「出発時刻10分前」です。

ただし、LCCでは、もっと早めにチェックイン、搭乗しなければいけない場合があります。

また、たとえJALやANAを使う場合でも、道路の混雑や公共交通機関のアクシデントなどで遅れる場合があるので、少なくとも出発の1時間前には空港に到着できるようスケジュールを組んでおきましょう。

LCCの国内線に乗る場合は、手荷物の重さに気をつけてください。ほとんどの航空会社が荷物重量制限を設けていて、機内持ち込みは1人2個まで、かつ7kg以内となっています。

荷物が多くなりそうな人は、あらかじめ機内預け入れの荷物を申し込んでおきましょう。

国内線予約にはスカイチケット skyticket!

さまざまな航空会社をご紹介しましたが、各社の価格を調べるのは手間がかかります。

コードシェア便にいたっては、たとえ同じ便でも、航空会社のチケット予約サイトによって価格に差があります。

そんなとき、読者のみなさんにオススメしたいのがスカイチケットです。各予約サイトの金額を自動で調べて比較してくれるので、手軽で便利です! ぜひ使ってみてください。

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まとめ

筆者は来日以前、JAL・ANA・ピーチ・ジェットスターの4社しか知りませんでしたが、その後くわしく調べてみると、こんなにも多くの航空会社があって驚きました。

早めにチケットを購入したりキャンペーンを利用すると、旅がより一層楽しめて、行動範囲もどんどん広がりますね!

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