RADWIMPSが連ドラ主題歌を初の書き下ろし!「石子と羽男」第1話で初披露

RADWIMPSが、TBS系で7月15日にスタートする連続ドラマ「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」(金曜午後10:00、初回は15分拡大)の主題歌を担当することが分かった。

有村架純と中村倫也がダブル主演を務める本作は、問題を抱えてマチベン(町の弁護士)のもとにやって来る人々の人生や社会にひそむ問題、またそれに関わる人間模様を描くリーガル・エンターテインメント。

4回司法試験に落ちた崖っぷちで東大卒のパラリーガル(弁護士の指示・監督の下で、法律関係の事務に携わる専門職)の“石子”こと石田硝子(有村)と、司法試験予備試験と司法試験に1回で合格した高卒弁護士の“羽男”こと羽根岡佳男(中村)という正反対のようでどこか似た者同士の“石羽コンビ”が、さまざまなトラブルに挑む中で、自らのコンプレックスに向き合い成長していく姿をオリジナル脚本でコミカルに描く。

RADWIMPSが連ドラの主題歌を書き下ろすのは今回が初めて。バンドのほぼ全楽曲の作詞・作曲を担当する野田洋次郎(ボーカル・ギター・ピアノ)がドラマのコンセプトに共感し、台本を熟読。演出を担当する塚原あゆ子氏らと打ち合わせをして、主題歌「人間ごっこ」を完成させた。楽曲は第1話の放送で初披露。また、放送直前の午後9:00からはInstagramライブを行い、有村と中村、赤楚衛二と、おいでやす小田が登場する。

野田は「このドラマは爽快で明るくテンポ感のある作品でありながら、今の時代の現実もしっかりと映す役割を果たしたいというお話を塚原監督との打ち合わせでお聞きしました。現実に今日本で起きている裁判などの話を聞き、それを頭で反芻(はんすう)する中で歌詞の断片を紡いでいきました。この曲がドラマ『石子と羽男』と一緒に育っていってもらえたら幸せです。音楽的にもふんだんに挑戦をさせてもらいました。ぜひ週末の入り口に、頭をブンブン振りながら気持ちよく聴いてもらえたらと思います」とメッセージを寄せている。

ドラマを手掛ける新井順子プロデューサーは「今回RADWIMPSさんと主題歌制作の打ち合わせをさせていただきました。制作側の言葉を拾ってもらい『人間ごっこ』が生まれました。野田さんの優しい歌声、優しいメロディーが心にズシンと響く楽曲で、石子と羽男に相談にきた依頼人たちが一歩前に進む姿が目に浮かびました。第1話で初めて楽曲が披露されます。視聴者の皆さんにどのように届くのか楽しみです」と楽曲の印象を伝える。

演出の塚原氏は「だいぶ前から、ご一緒したいと思っていたので、今回本当にうれしいです。デモをいただいて、毎日聴いて。主題歌も一緒に世界を作ってくれているなと、実感しています。言葉の選び方、するりと心に入ってくる声、すべてが素晴らしいです。物語が進むに連れて、また味わいも変わっていくと思います。ぜひ、お楽しみに」と絶賛している。

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