坂口健太郎、「競争の番人」会見でサプライズ祝福に感激。「31歳も頑張りたい」

フジテレビ系で7月11日にスタートする連続ドラマ「競争の番人」(月曜午後9:00。初回は30分拡大)の制作発表が行われ、主演の坂口健太郎と杏、共演の小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎、寺島しのぶが登壇した。

ドラマは、第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した新進気鋭の作家・新川帆立氏による同名小説が原作。天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(坂口健太郎)と、実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(杏)が、公正取引委員会・第六審査、通称・ダイロクの職員として独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる“競争の番人”として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく。

坂口は「公正取引委員会っていうお仕事というか、もちろん耳慣れはあったんですけど、実際どんなお仕事かっていうのは、やっぱりいざ自分が台本をいただいて、いろいろ調べて分からないことがすごく多かったです」と明かし、「聞き慣れない、言いなれない専門用語も結構出てきますし、でもそれを公正取引委員会の1人として、常に普段からやってるような感覚でしゃべらなきゃいけないっていうのは、すごく難易度が高かった」と振り返った。

また、坂口が「天才の役ということで大変でしたが、皆さんもセリフが大変だと思います」と共演者をねぎらうと、加藤は「僕なんて電話を取っているだけでしたよ」と言って笑わせ、一方、杏は「警察に入って人助けをしたいという気持ちでずっとやってきた中で、公取委に来たので、そのあたりは“公取って何?”という視聴者さんの目線にも近いです。公取委が人を救う、公取委でなきゃ救えない人たちがいるということに気が付いていくのが、白熊の大きな筋です」と役柄を交えて、作品を紹介した。

さらに、会場では、ドラマ放送初回となる7月11日が誕生日ということで、サプライズで坂口が祝福される一幕も。七夕にちなんで、キャストが大きな短冊に願い事を書いて発表する流れで、トップバッターの坂口はまだ少し撮影が残っているとのことで「無事に撮り切れますように」と願いを伝えた。すると、次の杏が、「坂口君」と書かれた短冊を見せ、その後は大倉が「お誕生日」、寺島・小池・加藤が「おめでとう」と祝福のメッセージを披露。小池と加藤は、クラッカーも鳴らして祝った。

これには、坂口が「マジですか! 全然気付かなかった!」と驚きつつも、「自分が主演したドラマの放送初日が誕生日ということは本当にもうないと思うので、31歳も頑張りたいと思います」と抱負を述べた。これに杏も「放送初日が誕生日ということで、これも何かの運命だと思うので、すてきな31歳、おめでとうございます!」と温かい言葉を寄せた。

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