NEDO、商品情報データベース構築のための研究開発に着手

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下:NEDO)は、「人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業」で、商品情報データベース(DB)構築のための研究・開発を行う研究テーマを採択した。

ロボットを導入しやすい「ロボットフレンドリーな環境」の構築に向けて、ロボットが人工知能(AI)を活用して効率的に商品の画像認識などを行う。小売店舗等の棚の欠品検知といった在庫管理をはじめ、ロボットで自動陳列を実現するための研究開発を実施する。

  • テーマ名:商品情報データベース構築のための研究開発
  • 実施期間:2022年度~2024年度
  • 内容:商品画像データなどの仕様の明確化
    撮像・計測装置の開発
    対象物認識のためのソフトウエアの開発
    商品情報DBの構築
    DBの有効性の検証
    国内外の動向調査および継続的な運用検討
  • 予算:3.1億円(2022年度)
  • 実施予定先:アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社
    ソフトバンク株式会社
    パナソニックコネクト株式会社
    株式会社ロボット小売社会実装研究機構(ROBOCIP+)

同社は、同テーマを通じてスーパーやコンビニといった小売店舗におけるロボットによる決済や在庫管理、商品陳列を実現させ、小売分野の人手不足の解決に貢献していくという。

▶︎国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)

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