辻元清美氏、一時は中止の街頭演説を敢行「暴力に屈しない」 犯人側への配慮求めネット民を猛非難も

10日投開票の参院選に立憲民主党から比例代表で出馬している辻元清美氏が8日、自身の公式ツイッターを更新。同日、自民党の安倍晋三元首相が奈良市内で街頭演説中に銃撃を受けて意識不明となったことを受け、一時は中止と発表していた街頭演説を敢行することを表明した。

辻元氏はツイッターで「つじもと清美は、本日も街宣活動を継続して行うことにしました」と宣言。「あらゆる暴力に断固抗議します。このような行為で言論が封殺されることはあってはならず、毅然と戦っていきます」と表明した。

一方で辻元氏は、現行犯逮捕された41歳の元海上自衛官についても言及。「ネット上で、偏見にもとづいたデマや憶測、容疑者の出自や属性に関するヘイトスピーチが流れています。激しい怒りがこみあげています。あらゆる暴力やヘイトに強く強く反対します」と、〝犯人側〟への配慮も求めた。

(よろず~ニュース編集部)

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