在沖米海兵隊、キャンプ・ハンセンからの流弾を否定 金武町伊芸区の「銃弾」

 金武町伊芸区の民家で7日までに銃弾のようなものが見つかった問題について、在沖米海兵隊は8日、本紙取材に「6日と7日に(隣接する)キャンプ・ハンセンで慎重に管理された実弾射撃訓練で使用されたどの兵器システムでも発射できなかった」とし、同基地からの流弾の可能性を事実上否定した。

 在沖米海兵隊の本紙への回答によると、海兵隊当局が銃弾のようなものを確認した。海兵隊は銃弾のようなものについて「古く腐食していた」としており、直近に銃器で発射されたことを否定した。海兵隊は事案発生の報告を受けた後「最初の数時間以内に、すべての実弾射撃場に安全対策が施されていることが確認された」とした。

© 株式会社琉球新報社