岡山県選管 投開票速報の手順確認 参院選、本番会場でリハーサル

投開票速報の手順を確認する県選管職員

 岡山県選管は8日、参院選の投開票速報室を設ける県庁8階で事務リハーサルを行い、職員が迅速、正確な発表に向けた手順を確認した。

 速報室では投開票日の10日、県内30市区町村の選管から届く投票者数や開票状況などを集計。速報値を県ホームページに掲載するとともに、報道機関に提供する。

 リハーサルでは県選管の坪井俊隆事務局長が「焦らず、慌てず、十分確認をして事務処理に当たってほしい」とあいさつ。職員35人が受信、集計、発表の3班に分かれ、市区町村選管からデータが送られた想定で、数値をパソコンで入力するなど作業の流れを確かめた。

 10日の開票作業は市区町村ごとに午後8時15分から順次開始する。県選管は最終結果発表時刻を岡山選挙区が11日午前1時半ごろ、比例代表は同4時ごろと見込んでいる。

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