復活、湘南の風物詩 3年ぶりのひらつか七夕開幕 異例の形式も、多くの来場者

3年ぶりの湘南ひらつか七夕祭り。浴衣姿の参加者がパレードを盛り上げた=平塚市(立石 祐志写す)

 日本三大七夕祭りの一つとして知られる「第70回湘南ひらつか七夕まつり」が8日、幕を開けた。新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催で、七夕一色に染まる湘南の夏の風物詩が復活した。露店営業を取りやめ神奈川県外来場者の自粛を求めるなど異例の形式だが、竹飾りが彩る会場は初日から多くの来場者でにぎわった。10日まで。

 初日の「七夕おどりパレード」は「湘南ひらつか織り姫」の3人が先導し、12団体約350人が湘南スターモール商店街を練り歩いた。約500本が掲出されている七夕飾りは、平塚市制施行90周年を祝う文字が目立ち、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」や米大リーグ・エンゼルスで活躍する大谷翔平選手などをテーマにした飾りが並んだ。

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