【高校野球神奈川大会】全国2位の170校、9日から熱戦 開会式に備えリハーサル

3年ぶりに行われた夏の高校野球神奈川大会開会式のリハーサル=横浜

 第104回全国高校野球選手権神奈川大会は9日、横浜スタジアムで開会式を行って開幕する。愛知に次いで全国2番目に多い170校(合同6チームを含む)が出場し、27日の決勝まで熱戦が展開される。

 3年ぶりに行われる開会式を翌日に控えた8日は、同スタジアムでリハーサルを実施。新型コロナウイルスの感染予防のため入場行進はなく、各校の代表1人がプラカードを掲げて整列した。当日は各チーム2人が参加する。

 選手宣誓する大和西の主将・菅井友稀(3年)は「すごく(声が)響くし、全員に届けられるかなと感じた。リハーサル通り、何も考えることなく、宣誓文の思いを伝えたい」、司会の湘南マネジャー・中茎葵さん(3年)は「私のせりふで大会が始まる。どんな雰囲気になるかは私の声に懸かっているという責任を感じつつ、楽しんでアナウンスしたい」と力を込めた。

 開会式は9日午前11時にスタート。始球式は社会人野球の東芝元マネジャーで日本高野連元事務局の泉正二郎さんが務める。

 午後0時半から横浜桜陽─法政二の開幕試合が行われ、10日からは県内12球場で168試合が行われる。優勝校は8月6日から17日間、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われる全国選手権大会に、神奈川代表として出場する。

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