新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で8日、2人の死亡と、10歳未満～100歳以上の男女3677人の感染が新たに確認された。1日の新規感染者数が3千人を上回るのは3日連続で、22日連続で前週の同じ曜日を上回った。
死亡した80代男性は、7日時点で19人のクラスター（感染者集団）が確認されていた川崎市川崎区の介護付き高齢者住宅に入居していた。3日に陽性が判明し、6日に市内の病院に入院したが、7日に死亡した。直腸がんの手術を受けた後だった。
座間市の90代男性は4日に病院に救急搬送され、陽性が判明。別の病院で新型コロナにより死亡した。
県は新たに116人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は2万7964人となった。
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県は8日、県内の50代女性が、オミクロン株派生型「BA・4」に感染していたと発表した。同型の県内での確認は初めて。6月21日に発熱や頭痛などの症状が現れ、同23日に陽性が判明。7月1日まで自宅療養していた。県は市中感染とみている。
県は県内米軍基地での6月27日～7月3日の1日当たりの平均新規感染者数を公表した。横須賀基地（横須賀市）3.9人、キャンプ座間（座間、相模原市）10.6人、厚木基地（大和、綾瀬市）0.6人だった。外務省から情報提供があった。
