<新型コロナ>埼玉で2281人感染 クラスター新たに3件、23人 感染者数は前週の2倍超 1人死亡

埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは8日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2281人確認したと発表した。感染者数が2千人を上回ったのは6日以来、3日連続。前週の同じ曜日と比べ2倍以上に感染者数が増えた。県によると90代の男性1人が死亡した。感染者の内訳は県発表が1467人、さいたま市428人、川口市が191人、川越市101人、越谷市94人。

 これまでに確認された感染者は58万2020人(チャーター便帰国含む)、死者は1666人(8日午後7時現在)。

 7日夜時点の重症者は3人、感染者の入院は337人、ホテル療養495人、自宅療養9491人。退院・療養終了は56万5153人。

 県管轄で詳細が判明した感染者は未就学児~100歳以上の男女1467人、うちみなし陽性は12人。クラスター(感染者集団)関連では、これまでに感染が確認されていた2施設に加え、新たに高齢者施設2施設で13人、医療機関1施設10人が感染した。会食で感染が疑われるのは20~70代の男女25人。ワクチンを4回接種していた70代の男性2人、3回接種していた10~90代の男女439人、2回接種していた10歳未満~100歳以上の352人が感染した。

 県教育局によると、県立学校2校で児童生徒3人が感染し、学級閉鎖を3件実施した。

 さいたま市によると、感染が判明したのは、10歳未満~90代の男女428人。40代2人と50代、70代の計4人が中等症となっている。

 川口市によると、新たな感染は10歳未満~80代までの男女191人。1小学校1学級で学級閉鎖中。

 川越市によると、未就学児を含む10歳未満~80代の男女101人の感染を確認した。うちみなし陽性者は1人。

 越谷市によると、新たに感染が判明したのは、10歳未満~80代までの男女94人だった。

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