参院選あす投開票 議席懸け激しい展開 銃撃受け運動も一時自粛 

 任期満了に伴う参院選は9日、18日間にわたった選挙戦の最終日を迎える。沖縄選挙区(改選数1)は、「オール沖縄」勢力が支援する無所属現職の伊波洋一氏(70)と自民新人の古謝玄太氏(38)=公明推薦=が事実上の一騎打ちを展開し、激しい選挙戦となっている。投開票は10日に行われる。  (’22参院選取材班)
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 選挙戦最終盤の「三日攻防」2日目となった8日は、伊波氏、古謝氏とも朝から那覇市内の街頭に立って支持を訴えた。
 一方、奈良県で起きた安倍晋三元首相への銃撃事件を受け、両陣営は予定していた遊説や弁士を招いた演説会などを急きょ自粛する対応をとるなど選挙運動に影響が出た。
 最終日の9日は、伊波陣営は午後6時から那覇市の県民広場で、古謝陣営は午後5時半から那覇市の県立博物館・美術館前で、選挙戦の打ち上げ式をそれぞれ予定している。
 沖縄選挙区はNHK党新人の山本圭氏(42)、参政党新人の河野禎史氏(48)、幸福実現党新人の金城竜郎氏(58)も立候補している。
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